北川莉央、20歳の記念写真集で大胆衣装を解禁 自身の武器「個性がないところ」「溶け込む力」
「モーニング娘。’24」の15期メンバー・北川莉央(20)がこのほど、都内で新作写真集「20th proof」(ワニブックス)発売記念イベントを行った。
5冊目となるソロ写真集で、北海道・函館で撮影に臨んだ北川。「1冊目の写真集を発売してから、20歳まで毎年出し続けたいっていうのを目標に頑張っていたので、こうして20歳の形を残すことができて、すごく嬉しいです」と喜んだ。前作までからの変化を「制服を着るカットがなくなって、20歳は黒い水着が(モー娘。写真集の)伝統として受け継がれていることを知っていたので、衣装合わせで黒の水着が何着かあったのを見て、ハタチになったんだなって実感しました」と語った。
自己採点は「ハタチということで2000点」と笑顔で答えた北川。オトナっぽい表情を意識し、女性らしいボディラインを目指して、あえてトレーニングを控えめにして柔らかみを意識したという。横顔が印象的なカットをお気に入りに挙げ、草むらや水辺など、これまでになく撮影の負荷が大きかった苦労を口にした。
20歳を迎えて自分自身の変化の自覚は少ないが、母の対応が変わったと言い「母がすごく厳しいんですけど、その厳しさがちょっと和らいだかな。門限も厳しかったんですけど、ちょっと引き延ばされました。『19時までに帰ってきなさい』みたいな家だったので。少し緩くなったので、仕事終わりにみんなでラーメン、ご飯を食べに行くっていうのは結構あるのかもしれない」と明かした。
SNSに自撮りを頻繁にアップする北川。5冊目の写真集ということで、被写体としての違いを問われると「SNSは完全セルフプロデュースなので、自分の好きな顔の角度、こっちの方が盛れるとか、自分のお気に入りを選ぶんですけど、写真集はメイクをしていただいて、洋服を用意していただいて、撮っていただいてっという完全にプロデュースしていただいている状態。二極化できるとは思っていて、私はSNSも必要だし、写真集もあることで新たな北川莉央を見せられるんじゃないかな」と話した。
一方でグループの中のシンガー、ダンサーとしては独自の意識を己に課す。自身の特徴を「無個性」と言い切った北川は「個性がないところが逆に自分のいいところなんじゃないかって最近思い始めているます。曲を聴いたときに“この人の声が印象に残る”というメンバーはもちろん素敵だと思うんですけど、私はその中であえて曲に馴染むことで、自分の声で曲を際立たせることをすごく意識しています。そこが私の武器なのでは。溶け込む力ですね」と説明した。
それでも20歳となり、自身との向き合い方、グループの捉え方が日々変わっていくのだろう。そんな北川の“今”が切り取られた写真集。「今まで沖縄で撮ってきたのを函館で撮ったり、新しい服装が増えたり、オトナっぽい表情が増えたりとか、すごく今までの写真集の中でもガラッと雰囲気が違う。たくさんの方に愛される1冊になってくれたら」と、笑顔で呼びかけていた。
(よろず~ニュース編集部)