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　不倫問題が報じられた声優の古谷徹（71）が4日、人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズのヤムチャ役を降板することを、所属事務所「青二プロダクション」の公式サイトで発表した。

　「ドラゴンボール」は11日から、新シリーズ「ドラゴンボールDAIMA」がフジテレビ系で放送開始予定。放送開始を前にしたこのタイミングで、「『ドラゴンボール』シリーズにおいて、ヤムチャ役を担当させていただいた古谷徹ですが、2024年10月11日に放送となります『ドラゴンボールDAIMA』第1話より担当声優を交代させていただくこととなりましたので、ご報告いたします」と報告した。6月に37歳下の女性との不倫が報じられていた古谷は、1986年のアニメ放送開始当初からヤムチャ役を務めており、38年での降板となった。

　また番組公式サイトでも「ヤムチャ役　担当声優交代のお知らせ」と題して声優交代を発表。「『ドラゴンボール』シリーズにおいて、永らくヤムチャ役を務められた古谷徹さんですが、　担当声優の交代を行うこととなりました。2024年10月11日に放送となります『ドラゴンボールDAIMA』第1話より、後任として鈴木崚汰さんにご担当していただくことになりましたので、ご報告いたします」とした。

　不倫報道後、「ONE　PIECE」のサボ役を降板して入野自由に交代。「名探偵コナン」では、古谷がかつて演じた「機動戦士ガンダム」シリーズの主人公アムロ・レイをモチーフにした安室透役を務めていたが、こちらも降板している。

　他にも一連の騒動で、今年で7年目に突入していたSHOWROOM内のコンテンツ「古谷徹のほっこりThanks　Room」の終了や、8月に出演予定だった朗読劇「READING　WORLDユネスコ世界記憶遺産　舞鶴への生還『約束の果て』」から降板。今月11日発売のゲームソフト「メタファー:リファンタジオ」の声優も降板した。

　古谷を巡っては、5月22日に「文春オンライン」が、37歳年下のファン女性と4年半にわたる不倫関係にあったことを報じた。報道によると、今回のスキャンダルに関わった女性は30代のファンで、4年半にわたる不倫関係が続いていたという。二人の関係は単なる恋愛関係にとどまらず、妊娠と中絶、そして暴行騒動にまで発展していたことが明らかになった。

　新たにヤムチャ役を務める鈴木は、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の石上優役、「ツルネ−風舞高校弓道部−」シリーズの山之内遼平役などで知られる。