やり手実業家 大谷翔平「50-50」達成ボールに2億円の入札報告 予算オーバーなら人気YouTuberと共闘も
ファッションブランド「ロコンド」や、株式会社RBKJ (Reebok Japan) で社長を務める田中裕輔氏がこのほど、自身のX(旧ツイッター)を更新。競売にかけられたMLBドジャース・大谷翔平の第50号ホームランボールに入札したことを明かした。
大谷は19日にMLB史上初の50/50(50本塁打・50盗塁)を達成。当日にドジャース側がホームランボールを手にした男性と推定4300万円で交渉に臨んだと報道されたが、男性が拒否。その後、28日(日本時間29日)から50万ドル(約7250万円)から競売がスタートしていた。
田中氏は28日、「無事、入札権を得て、大谷選手の50/50達成球オークションに入札しました」と入札を報告。「毎日、興奮と感動を与えてくれる大谷選手にボールが戻らなかった事が悲しく、それでも日頃、スポーツ業界にお世話になっている身として何をすべきか考えた結果…最終的に『大谷選手の手元に戻す』事を目指しています」とその目的を語った。
28日時点では田中氏が1.5億円($1.05M)で最高額だったが、上回る入札額が更新。それに対抗して29日早朝に「変な時刻に目覚めたら値段上がってましたがもちろんまだ戦います $1.2M、手数料込みで$1.46Mだから落札価格は2億円超えました」と入札金額が2億円を超えたことを報告した。どんどんつり上がる入札額に対して「米国市場でも評価が高いのは嬉しい反面(この偉業を考えたら当たり前ですが)、オークション参加者としては複雑な心境です」と心境も告白した。
また28日の入札報告のポストには「ヒカルくんにも援護してもらいましょう」という反応も。田中氏は2020年、人気YouTuberのヒカルが手がけるアパレルブランド「ReZARD」の靴を開発、販売する企画に携わった。そのリプライに対して「そうですね、今はまだ最高額を維持できてますがどんどん上がって予算オーバーしたら #大谷選手にお返ししたい と元野球部のあのヒトに相談に行きます」と名前は出さずヒカルにメンションを飛ばし、金銭面での共闘をにおわせていた。
(よろず~ニュース編集部)