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『ジョン・ウィック』シリーズの実写スピンオフ映画『バレリーナ(原題:From the World of John Wick: Ballerina)』の米国版予告編が公開された。

本作は『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に初登場したバレリーナを主人公に、殺し屋に家族を奪われた少女イヴ・マカロが復讐のために殺し屋へと変貌していく物語。『パラベラム』と第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)の間が舞台となる。

 

予告編は、回転するバレリーナのインテリアオブジェを悲しそうな表情で見つめる少女イヴが、おなじみコンチネンタルホテルの支配人ウィンストンに話しかけられるシーンでスタート。顔に血が付いたイヴは家族を殺された直後のようで、「ダンスは好きかい? ダンサーの学校を知っているんだ。よかったら連れて行ってあげよう」と告げられる。

続いては、その“ダンサーに教える学校”で暗殺者の訓練を受けている、アナ・デ・アルマス演じるイヴが登場。他の訓練生とともにボクシングや格闘技、狙撃などの厳しいトレーニングを受けたイヴは、ニューヨークのコンチネンタルホテルでウィンストンと再会。故ランス・レディック演じるシャロンも登場する。

さまざまなシチュエーションが展開する激しい戦闘シーンで構成された予告編を締めくくるのは、鉄道から降り立った人物に、「あなたが彼ね、ババヤガと呼ばれている人。あなたの仕事を、どうやって始めたらいいの?」と尋ねる場面。その男こそ他でもないジョン・ウィックで、彼はイヴに「君はもう始めているみたいだ」と語りかける……。

以前アルマスがしていたように、まさに予告編は「エキサイティングで、デンジャラスかつセクシー」という形容詞がピッタリ。『ジョン・ウィック』シリーズの世界観を踏襲しながらも、格闘シーンにダンスのような動きが取り入れられていたり、バレリーナが舞台でバレエを踊る優雅で華麗なシーンも盛り込まれていたりと、本家シリーズにはない妖艶でフェミニンなトーンが感じられる。

アルマスのほか、本家シリーズからジョン・ウィック役でキアヌ・リーブス、ウィンストン役でイアン・マクシェーン、シャロン役で故ランス・レディック、ディレクター役でアンジェリカ・ヒューストンが出演。ガブリエル・バーン、ノーマン・リーダスらも参加する。監督は『アンダーワールド』シリーズのレン・ワイズマン、脚本は『ジョン・ウィック:パラベラム』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のシェイ・ハッテン、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)のエメラルド・フェネル。

映画『バレリーナ(原題:From the World of John Wick: Ballerina)』は、2024年6月6日に米国公開予定。

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