【独自】木村キャスター 一日署長で本物の事件 逆走男に警察官3人がかり…

写真拡大

週末、茨城県で一日警察署長を務めた木村拓也キャスター。
業務を終えたあと、すぐ目の前で事件が発生し、緊迫の逮捕の瞬間を急きょ取材しました。

木村キャスター:
境町で逆走した車から男が逃走しました。警察官3人がかりで取り押さえています。

男が確保される様子をリポートする“警察署長”の木村キャスター。

事件は21日、茨城・境町で起きました。

境町の高校を卒業した木村キャスターはこの日、茨城県警境警察署の一日署長に就任。
警察署前での出陣式のあと、道の駅に場所を移し、交通安全を呼びかけました。

その後、木村キャスターは署に戻るためにパトカーに乗車。
事件はその移動中に起きました。

パトカーは現場近くの交差点を左折。
この時、近くの駐車場から出てきたのが問題の車です。

この車は左折しかできない道を右折し逆走。
パトカーの1台前を走っていた車の前で停車しました。

そこで、木村キャスターと一緒にいた警察官が誘導しようと逆走車に近づいたところ、突然、逆走車の運転席から男が飛び出し、逃走。

すぐに警察官があとを追い、身柄を確保したのです。

その直後に木村キャスターが撮影した緊迫の場面があります。

警察官:
日本語しゃべれる?しゃべれない?国はどこ?
警察官:
何で逃げた?オーバーステイ?ノードライバーライセンス?

木村キャスター:
警察官3人によって、外国人とみられる男が、いま身柄を確保されています。逆走したところをパトカーに発見され、その瞬間に車から逃走していきました。

身柄を確保した警察官は、交通安全イベントの直後だったため、逮捕に必要な装備を持ち合わせていませんでした。

警察官:
わっぱ(手錠)がない!(応援の)パトカーが来るまでしばらくかかるので、木村さん申し訳ないですね。

道路交通法違反の現行犯で逮捕されたのは、外国籍の男。
警察は、男が逃げた理由などを調べています。