業務スーパーにあるインスタント袋麺だと、『極細ライスヌードル』はちょっと珍しいヘルシー系の商品です。米粉を使った極細麺のビーフンのようなビジュアルが特徴ですね。

スープはあっさりしたピリ辛テイスト。淡白な麺の風味とあわせて、総合的にいえば軽めの一杯です。小腹満たしの夜食なんかにちょうどいいおいしさですよ。



『極細ライスヌードル』の価格・内容量は?

『極細ライスヌードル』は365円(税込、税抜338円)で販売中。麺・粉末スープ・調味油のセットが5食分入って、内容量は250g(1食50g)。1食あたり73円になる計算ですね。

原産国はタイ、輸入・販売は神戸物産。タイ・サハパット社の食品ブランド「iMee」の商品です。同じブランドの『マッサマンカレーヌードル 5食入』(375g・451円)と『ホット&スパイシーヌードル 5食入』(350g・516円)もラインナップされてます。

本品はシリーズのなかでは最も安価ながら、1食あたりのボリュームが少なめ。それぞれ個性が強いですし、コスパ感よりは味の好みで選んだほうがいいシリーズですね。

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煮ても熱湯をかけるだけでもOK

400mlの熱湯で1分半ほど麺を煮込んだら、火を止めて粉末スープを加えます。あとは器に移して調味オイルを混ぜたら出来上がり。

ちなみに、器に麺を入れて350mlの熱湯を注ぎ、フタをして4分ほど待ったあと、調味料類を入れて混ぜ合わせるだけでもOK。大して手間も変わらないので、作り方は好みでどうぞ。

ざらっとした極細麺と香味スープの上品感

極細のライスヌードル。本場タイの麺料理では「センミー」と呼ぶのだとか。見た目は春雨かビーフン。食感的にはビーフン寄りですけど、表面に独特のざらつきがあって、麺同士がほぐれづらいのが特徴です。

ほとんど糸状なので、さらっと軽いすすり心地。細くても程よい硬さがある、しなやかな食感が続きます。弾力は弱くてプツッと切れるタイプ。地味に新食感かもしれません。

淡白な旨みの麺に絡んだスープは、オーソドックスな鶏だしベース。にんにくと唐辛子のパンチがあって、ねぎ由来の香りもけっこう効いてますけど、あっさり系のバランスです。

独特のパサパサ感に慣れればイケる

全体的にはさっぱりピリ辛系。ほんのりアジアンだけどスパイスのクセは控えめで、好みを選ばない味です。具材は入ってませんし、量も腹八分目なので、小腹用にストックしておくための袋麺ですね。

あえて難点を挙げれば、舌触りの悪さが気になる人はいるかも。ツルッとしたなめらかさがなく、パサパサして口の中で麺同士が絡まるかんじがあるんです。とはいえ大きな欠点ではないので、慣れの問題かもしれません。

カロリーは?

『極細ライスヌードル』は1袋あたり190kcal(炭水化物 36.8g、食塩相当量 4.1g)。やや塩分が強いものの、カロリー的には軽めですね。