老舗天ぷら屋のランチ990円に驚愕!「おとなの週末」ライター・菜々山いく子の1ヶ月食ダイアリー6月編
毎月、各特集の取材に明け暮れる「おとなの週末」ライターたち。その日常をご紹介します!今回は、菜々山いく子編。8月号(7月発売)の取材を行っていた6月は清里に日帰り、そして岡山に2泊と移動も多かったけどそれもまた良し。だって本誌の出張は仕事じゃなく修学旅行感覚で楽しいし。地方でもうなぎ以外にいろいろ食べてきました。
いつもの大塚と出張先の岡山、場所は違えどやってることは飲み歩き
×日:やっと前号を校了して間も無くのとある夜。発行元である講談社ビーシーと編集部の合同飲み会で池袋の『すずの木』へ。駅から離れた穴場の居酒屋で料理も旨い。そして2次会はその近くの赤提灯(店名不明)にライター陣と編集・戎くんの8名でGO。さっきの店でしこたま食べたというのに、ライターの(肥田木)奈々ちゃんは「ねえ、炒飯は?」と騒ぎ出す。だいたいこの人、酔っ払うとなぜか炒飯食べたくなるんだよなあ。
×日:午前中に東京を出発し、清里へ向かう。そう、うなぎの取材だ。車での移動のお楽しみといえばSA。談合坂のフードコートに寄って「冷やしほうとう」をチョイス。汁には根菜たっぷりだし、麺は幅広のピロピロ食感。期待以上の味!清里での取材を終え、私の地元・大塚に帰りそのまま同じメンバー+αで飲み会に突入。1軒目はガチ中華、2軒目は大衆酒場、3軒目はカラオケバー、4軒目は……どこ行ったっけ?でもちゃんと自宅のベッドで寝てるから人間てつくづく不思議ですよね。
×日:早朝から東京湾でフグ釣り!と意気込んでいたものの、目覚めたらすでに出船時間を過ぎ友人からは鬼電が入っていた。ごめんって。夕方、釣果を携えた友人たちと大塚でリニューアルしたばかりの『寿司茶屋 桃太郎』で宴会。薄造りにしてもらった身はコリッコリ。寝てたら旨いもんにありつけた。他にも旬のイワシが特においしく、3人で焼酎1本に、お銚子は……何本かわからないけど、豪快に飲める女友達がそばにいてくれるって幸せだなあ。
コスパならこの界隈ピカイチ!?老舗『天俊(てんとし)』
×日:昼食に出かけたのが近所の老舗『天俊』。夜はちょい高級な天ぷらコース1本ながらも、最近始めたランチがとんでもない内容だった。見てよ、この定食。胡麻ダレでいただく鯛の刺身に、上品な味わいの小鉢、天ぷらといろいろついてなんと税込990円(!)。コスパでいうならこの界隈でもピカイチかも。絶っっ対また行く!
×日:昼はセコセコ原稿書きをして、夜はご近所友達の伊藤ちゃんと飲みに出かける。1軒目はまたまたガチ中華(大塚は最近やたらとガチ中華が多いんです)。2軒目は素敵な女将さんがひとりでやっている居酒屋『おきつ』だ。ここは豊洲から届く刺身や手作りの惣菜なんかも旨いけど、焼きおにぎりが名物なのだ。醤油が染みていて表面はカリッと香ばしい。これまた日本酒のつまみに最高で一向に〆にならないのが難点だけど。
×日:普段は寝ている時間に家を出て、新幹線で向かったのが岡山。シャコうなぎの取材だ。お店や漁師さんの取材を無事終え、市内で人気の大衆酒場『鳥好』の暖簾をくぐる。その土地の郷土料理を味わうのも出張の醍醐味なのに、編集武内が選んだのはコロッケとチョリソー。は?こういう人とは絶対にお付き合いしたくないな、としみじみ思う。その後、近くで見つけた『中華そば山冨士』でラーメンをすすってホテルで就寝。
×日:岡山2日目は「後楽園」の撮影からスタート。300円のエサを購入し、池に投げたら鯉が群がってきた。非常に楽しい。午後、お店の取材まで少々時間があったため『コメダ珈琲店』に入る。これからうなぎを食べるというのに、武内はミートソーススパゲッティを注文していた。は?夕方からカメラマン西崎くんと鉄板焼きの『一閃』へ。ここは何を食べても抜群だし、酒の揃えも上々。2軒目はバーに入ってワイン1本+テキーラを煽り、泥酔の一歩手前の状態でホテルの部屋へと戻る。
文・撮影/菜々山いく子
※2024年8月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。