山本由伸の復帰に続く朗報!グラスノーがブルペン投球再開「シーズン終了前の復帰に自信」と米報道

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グラスノーと山本が万全の状態に戻れば、ドジャースはプレーオフに向けて好材料が揃ってくる(C)Getty Images

 右肘の腱炎により負傷者リスト(IL)入りとなっている、ドジャースのタイラー・グラスノーの現状が伝えられている。米メディア『ClutchPoints』が現地時間9月7日(日本時間8日)、「ドジャースのタイラー・グラスノーが負傷からの復帰に向けて重要な一歩を踏み出す」と銘打ったトピックを配信した。

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 同トピックでは、「このオールスター投手は、肘腱炎で8月中旬に故障者リスト入りして以来、初のブルペン投球を行った」と伝えながら、「グラスノーはレギュラーシーズン終了前に復帰できると自信を示しており、9月上旬にこの重要な段階をクリアしたことで、その目標が現実的なものとなった」と見通している。

 多くの投手が故障に見舞われているドジャースは、シーズンを通してローテーションを支え11勝をマークしたギャビン・ストーンも、右肩の炎症により負傷者リスト(IL)入りとなった。駒不足が顕著となってきていた先発陣の現状を踏まえ、同メディアは、「ポストシーズン進出はほぼ確実。しかし、例年通りピッチャー陣の怪我にも悩まされている。ドジャースは、10月にまたしても先発投手不足で臨む危機に直面しており、そのため、タイラー・グラスノーの復帰過程に多大な信頼を寄せている」と説明。

 さらに、すでに発表されている山本由伸の復帰にも触れており、「カブスとの火曜日の試合で、ヨシノブ・ヤマモトが3か月ぶりに登板し、タイラー・グラスノーが回復に向けて進展を見せていることで、ドジャースの先発ローテーションは、ファンが少し前に抱いていた懸念よりも良い状態でプレーオフに臨む可能性が高まってきている」と主張。2枚看板復帰への期待感を示している。

 また、同メディアは「仮にグラスノーが健康でも、10試合のプレーオフ出場で2勝6敗、防御率5.72という問題のある成績が残っており、10月に向けて不安がないわけではない」と綴った上で、「しかし、ポストシーズンが始まる前から大舞台の心配をするべきではないだろう」として、まずはシーズン中での戦列復帰、その後でのパフォーマンスが重要であると論じている。

 ドジャースは現地時間9月7日(同8日)のガーディアンズ戦は7人の投手がマウンドに立つ「ブルペンデー」を展開、7-2で勝利を収めた。連敗を止めたこの日の投手起用のように、故障者が復帰しそれぞれが安定したパフォーマンスを取り戻すまでのもう少しの間、現有戦力で繋ぎ、結果を残していくことが求められる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]