「ひとりだけ浮いている」黒木メイサ、7年ぶりドラマの演技に厳しい指摘…育児、移住、離婚で逃した“女優の旬”
黒木メイサ(写真・共同通信)
9月8日、ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(読売テレビ制作、日本テレビ系)が最終回を迎える。
同作は、7年前に起きた13人の少年少女監禁死体遺棄事件と、2024年に起きる、ひとりの少女の失踪事件が交錯する物語で、出演者には、主演の成田凌を筆頭に、吉川愛や荻原利久、小日向文世など、豪華なメンバーが並ぶ。そんななか、久しぶりにドラマに出た人も――。
「成田さん演じる主人公・冴木仁の先輩刑事・五味明日香役で、黒木メイサさんが出演しています。黒木さんが地上波のドラマに出るのは、2017年のドラマ『オトナ高校』(テレビ朝日系)以来、7年ぶりです」(芸能記者)
黒木は2012年に元KAT-TUN・赤西仁と結婚し、同年9月に長女、2017年に長男を出産したが、2023年12月に離婚。彼女が長らく女優業から離れていたのには、理由があった。
「赤西さんは2014年に旧ジャニーズ事務所を退所後、海外の活動に力を入れていました。2019年には家族でハワイに移住。海外に生活拠点を移したため、黒木さんは事実上の“休業”状態になっていたんです。離婚後、黒木さんがお子さんを連れて帰国したこともあり、久しぶりのドラマ出演となったようです」(前出・芸能記者)
プライベートで大きな変化があったなか、女優復帰を果たした黒木。久しぶりに黒木の姿を見られたことを喜ぶ声も多い。
ただ、ドラマの放送開始以降、Xでは彼女の演技に対して、厳しい指摘もあがっている。
《黒木メイサの演技、1人だけ浮いてる感じがする。上手い下手じゃなく、なんか…》
《今やってるドラマの黒木メイサの演技が、酷すぎて見てられない》
《黒木メイサさんの棒な演技だけがただただ残念で…》
黒木は2004年に芸能界入りし、2007年に第44回ゴールデン・アロー賞新人賞を受賞するなど、女優として順調なスタートを切ったかに思えた。ただ、その後のステップアップは伸び悩んだ。
「赤西さんと結婚を発表した際、すでに黒木さんは妊娠していました。子育てもあってか、連続ドラマでもゲスト出演程度にするなど、仕事を控えた時期がありました。
また、生活拠点を移したあとの2020年には『ハワイでできる仕事がしたい』と、国内のドラマよりも、現地でできる仕事を優先したものの、コロナ禍もあって上手くいきませんでした。
たび重なるブランクによって、結果的に女優として旬を逃した印象は拭えませんよ」(テレビ局関係者)
今回の出演を機に、復活が期待されるところ。ただ、前出のテレビ局関係者は、「女優として再ブレイクするのは、簡単なことではない」と指摘する。
「黒木さんは現在、36歳。彼女と同世代には、戸田恵梨香さんや吉高由里子さん、長澤まさみさん、新垣結衣さんなど、知名度・実績ともに高い女優がズラリと並びます。ブランクのある黒木さんが割って入るには、何か、これまでのイメージをガラッと変えるような“当たり役”に出会えるかどうかではないでしょうか」
離婚前の2023年4月には、長年、所属した事務所も退社していた黒木。これからまさに、本人の真価が問われることになるが――。