Googleの最新スマートフォン「Pixel 9」シリーズは、ソフトウェアアップデートが発売から7年間受けられることが保証されています。しかし、スマートウォッチの「Pixel Watch 3」は発売から3年間に限られることが明らかとなりました。

↑3年間は短すぎる?

 

公式サポートページによれば、Pixel Watch 3のソフトウェアアップデートの提供保証期限は「2027年10月」または「米国のGoogleストアでの販売開始から最低3年間」提供とのこと。この文言は、初代Pixel WatchやPixel Watch 2から変更されていません。

 

注目すべきは、Pixel Watch 3が前モデルより1か月早く発売されるにもかかわらず、期限が同じ「10月」に設定されている点。それに対してPixel 9シリーズは、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro Foldは9月4日に発売されるものの、アップデート保証期限が「2031年8月」とされ、1か月短くなっています。

 

Pixelスマホと違い、Pixel Watchでは「バージョンのアップデート保証」と「セキュリティアップデート保証」を区別していません。「ソフトウェア アップデートの提供保証期限」の一つがあるだけです。

 

Pixel Watch 3には、Wear OS 5がインストール済みで出荷されます。前Pixel Watch 2も同じチップセットを搭載しているため、やはり同じバージョンのWear OSが提供されることになりそう。また、Googleは新型モデルのアプリ機能を古いモデルに追加することにも前向きなため、そちらに期待できそうです。

 

一見すれば、ソフトウェアアップデートが3年にとどまるのは短いようにも思えます。それでも、一般的にスマートウォッチはバッテリー寿命が2〜3年でもあり、その頃がちょうど買い替えどきかもしれません。

 

Source: Google
via: 9to5Google