この日の米雇用統計発表直後にドル円は一旦142円ちょうど付近まで下落したものの、その後は143円台後半まで急速に買い戻されていた。ただ、米株式市場でダウ平均が下げに転じるなど次第に雰囲気が悪化していることから、ドル円も戻り売りに押され、一時142円台前半に再び下落している。

 米雇用統計発表後に激しい上下動が繰り返されているが、目先は本日サポートされている142円を割り込み、8月初旬の混乱時の安値141.70円を試しに行くか注目される。

USD/JPY 142.41 EUR/JPY 158.13
GBP/JPY 187.56 AUD/JPY 95.49

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美