オーシャンズ再始動? - 画像は『オーシャンズ13』より
 - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 映画『オーシャンズ11』シリーズの新作となる『オーシャンズ14(原題) / Ocean’s 14』の企画が進行していると、Deadlineが独占で報じた。

 『オーシャンズ11』は、1960年公開の映画『オーシャンと十一人の仲間』をジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモンら豪華スターによる共演でリメイクした犯罪サスペンス。ダニー・オーシャン率いる犯罪スペシャリストたちが繰り広げる犯罪劇を活写して大ヒットし、『オーシャンズ12』(2004)、『オーシャンズ13』(2007)の続編2本が製作されたほか、ダニーの妹を主人公にした女性版『オーシャンズ8』(2018)も誕生した。

 同サイトによると、企画は初期段階ではあるものの、ダニー・オーシャン役のジョージと、ダニーの右腕である詐欺師ラスティー役のブラッドが復帰するとのこと。ジョージは昨年12月、『オーシャンズ14』の可能性について「すごくいい脚本がある。もう1本やるかもしれない。『ジーサンズ はじめての強盗』(※平均年齢80歳以上のおじいちゃんチームが銀行強盗に挑む2017公開のコメディー映画)みたいなスタイルだ」とUPROXXに明かしており、シリーズ復帰に前向きな姿勢を見せていた。

 また、『オーシャンズ13』までの全3作を監督したスティーヴン・ソダーバーグは続投せず、新監督候補として、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞したドイツ映画『西部戦線異状なし』のエドワード・ベルガーの名前があがっている(正式なオファーはまだない)。シリーズ過去作で活躍したマットやケイシー・アフレックら他のメンバーの復帰も定かではない。

 ジョージとブラッドは、『スパイダーマン』シリーズのジョン・ワッツが監督・脚本を務めるクライムアクションコメディー『ウルフズ』で再タッグが実現。劇場公開は中止となったが、Apple TV+で9月27日より配信される。(編集部・倉本拓弥)