小3娘「ママ!死んじゃうかも」学校に行けなくなり、強迫性障害と診断される【ママリ】

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この漫画は、強迫性障害のある女の子(仮名・みおちゃん)とママの体験に基づくものです。ママがみおちゃんの異変に気が付いたのは、小学3年生の終わりごろ。みおちゃんは、死ぬことに対して強い恐怖や不安をいだくようになりました。戸惑いながらも「大丈夫」となだめるママですが、みおちゃんが恐怖心を抱く頻度は増えていきます。小学4年生になると、みおちゃんは学校に行けない状態に。強い不安感の中、1日の多くを家庭で過ごすようになりました。『10歳の娘がハムスターのお母さんになった話』第1話をごらんください。

©ママリ

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日常生活に支障をきたすほどになってしまった、みおちゃんの強迫性障害強迫性障害とは、自分では「そんなことはない」とわかっていても「汚い」「死んでしまう」などの考えが頭に浮かんで離れず、不安を振り払おうと何度も同じ行動を繰り返してしまい、日常生活に支障がある状態をいいます。

みおちゃんの場合は、本当は細かい汚れで死なないとわかっていても、手を洗うことをやめられない状況が続いています。自分の意思に反して不安をぬぐえない状況は、とてもつらいことでしょう。

ついに学校へ行くこともできなくなったみおちゃん。今後、親子は強迫性障害とどのように向き合っていくのでしょうか。次回に続きます。

大切なハムスターの命に向き合った10歳の娘

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『10歳の娘がハムスターのお母さんになった話』は、小学生のみおちゃんが強迫性障害になり学校に行けなくなるシーンから始まるお話です。不登校となったみおちゃんとの向き合い方に悩むママですが、みおちゃんが「ハムスターを飼いたい」と言い出したことで生活は少しずつ変化していきます。

短い命を生きるハムスターを迎えてお世話をすることを通して、みおちゃんはだんだんと命に向き合い、自分の状態とも向き合うことができるようになっていきます。命が尽きるまで大切に育て、面倒を見る経験は、みおちゃんの人生にとって大きな軸になったのではないでしょうか。

強迫性障害と向き合いながら、小さな命に愛情を注いだ親子のエピソード作品です。

強迫性障害によってあらわれる不安(強迫観念)や、それを拭い去るための行為(強迫行為)は人によって異なります。また、患者によって合う治療方法、家庭での対処方法もさまざまです。ご自身の症状や治療についてはかかりつけ医師に相談してください。

原案:そぴと

記事作成: ママリ編集部

(配信元: ママリ