【肉屋が教える】「厚切りポークソテーの焼き方」にトライ!「お肉は常温に」「焼き7割、余熱3割」で優勝!

写真拡大 (全17枚)

暑さでスタミナ切れになってくると、分厚い豚ロース肉でがっつりパワーチャージ!という気分になります。ですが、硬く焼き上がってしまうと、せっかくのおいしい豚肉が台なしに。失敗せずにおいしく&やわらか~く焼きたい!と、上手な焼き方を探していたら、YouTubeチャンネル『肉屋が教える肉料理』で「厚切りポークソテー」を紹介していました♪これなら失敗なく焼けそうなので、挑戦してみます!

【肉屋に教わる】豚ひき肉たっぷり♡「タイ人が絶賛するガパオライスの作り方」試してみた!ホットな夏♡


精肉店4代目!肉テロ系YouTuberさんのX(旧Twitter)がこちら!



厚切りポークソテーの焼き方を紹介しているX(旧Twitter)が、こちら♪とってもおいしそうなポークソテーの画像がポストされていますよ。

ポストにある通り、厚切りのお肉って、中までしっかり火を通しながらもやわらかく焼く…というのが難しい!どうしても、硬くなりがちなんですよね。

肉テロ系YouTuberさんは、チャンネル登録者数15.8万人の肉料理特化系チャンネル『肉屋が教える肉料理』を運営。精肉店の4代目だそうですよ。

お肉のことを熟知しているプロ直伝の焼き方なら、おいしく作れそう♪筆者も動画を参考に、「厚切りポークソテー」を焼いてみます!

常温に戻してから焼くのがポイント!「厚切りポークソテー」を作ってみた

動画では2人分の分量で紹介していましたが、今回は1人分で作ってみます。



【材料】(1人分)
豚ロース肉(ステーキ用)…1枚(200g程度) 
赤ワイン…大さじ1
有塩バター…10g
玉ねぎ…1/4個
舞茸…お好みで ※今回は1/3株使用
にんにく…1かけ
塩・こしょう…各適量
サラダ油…フライパンがひたひたになるくらい
ウスターソース…25ml
しょうゆ…25ml

1. 豚ロース肉を冷蔵庫から出し、常温に戻します。



戻し時間が紹介されていなかったので、ネットで調べてみると、室温15~25℃の場合で30分が基準だそうです。今回は冷蔵庫から出して、30分置いておきました。

冷蔵庫で冷えたお肉を常温に戻すことで、厚切り肉でも硬くならずに、中まで火を通すことが出来るそうです。

2. 豚ロース肉の両面に塩とこしょうを振り、筋切りします。



側面の脂身にも塩とこしょうをまぶします。赤身と脂の境目などに包丁を入れておくと、お肉が反り返らず、きれいに焼けるとのことですが、うっかり筋切りするのを忘れてしまいました…。

3. 玉ねぎとにんにくを薄切りにし、舞茸を手でほぐします。



玉ねぎと舞茸は付け合わせなので、薄めに切ると早く火が通りますよ。

4. サラダ油を引いたフライパンを中火で熱し、脂身に焼き色が付くまで焼きます。



最初に側面の脂身をしっかりと焼きます。香ばしく焼くことで、脂身もおいしくいただけますよ。今回は2分ほど焼きました。

5. 豚ロース肉の片面を3分焼きます。



多めの油を引いたフライパンで、片面を3分焼きます。

6. ひっくり返して反対の面が白くなる程度に焼き、取り出して余熱で火入れします。



中火で3分焼いてひっくり返すと、こんがりときつね色に焼けていました♪反対側は1分ほど焼くと、色が白っぽくなりました。



ここで一旦お皿に取り出し、余熱で火入れします。焼いた時間と同じくらいの時間、余熱で火を通すそうなので、今回は4分休ませることに。



7. フライパンの油を拭き取ってバターを入れ、にんにくを炒めます。



豚ロース肉を焼いた油は汚れていて、そのままだとバターの風味が落ちてしまうとのこと。フライパンの油を拭き取ってから、バターを溶かしましょう。にんにくは、1分ほど炒めると香りが立ちました。

8. 6の豚ロース肉を、白い面を下にしてフライパンに戻します。玉ねぎ、舞茸、赤ワインを加え、フタをして少し蒸します。



休ませたお肉を戻し、周りに玉ねぎと舞茸を入れて、赤ワインを回しかけます。



フタして蒸し焼きにすることで、早くアルコールが飛びますよ。30秒ほど加熱してから、フタを取りました。

9. しょうゆとウスターソースを加え、豚ロース肉をフライパンに戻して2分ほど経ったら、先にお皿に取り出しておきます。



豚ロース肉を長く焼くと硬くなるので、先に取り出します。

10. 残った野菜に火が通るまで炒めます。



中火のままだと、しょうゆとウスターソースがすぐに蒸発しそうだったので、火加減は弱火に。玉ねぎと舞茸に火が通るよう、フタをして3分ほど加熱しました。お皿に盛り付けたお肉に添えたら、完成です♪

香ばしさとしっとり感が両立♪しょうゆバターソースが洋食屋さんの味♡



YouTubeの肉料理特化系チャンネル『肉屋が教える肉料理』で作っていた、「厚切りポークソテー」が完成しました。今回は筋切りするのをうっかり忘れてしまいましたが、お肉は反り返らずきれいに焼けました♪

赤ワイン、しょうゆ、ウスターソースの色合いでポークソテーが茶色く見えてしまっていますが、ソースの色の下には香ばしい焼き色がしっかりと付いていますよ。



切ってみると、お肉がスーッと切れる♪断面は薄いピンク色。余熱で火入れしたことで、中のお肉が茶色くならずに焼けました。

食べてみると、外側には香ばしい風味が付いていて、中はあっさりとした豚ロース肉の旨味が凝縮♪きめの細かいロース肉の質感を楽しめるやわらかさに仕上がっていて、硬さはまったくありません。これはおいしい~。

ソースはしょうゆ、ウスターソース、バターの味わいがバランスよく混ざり合っています。スパイシーでありながらもまろやかで、洋食屋さんのポークソテーのようなおいしさ!今回は舞茸も加えたことで、ソースを含んだ野菜も旨味が強く、おいしく仕上がりました。

冷えたお肉は常温に…が鉄則!焼き7割&余熱3割で火入れはバッチリ



精肉店で4代目を担う方が運営するYouTubeチャンネル『肉屋が教える肉料理』で作っていた、「厚切りポークソテー」。このお料理は、冷蔵庫から出したお肉を常温に戻すのが、ポイントでした。

お肉の厚みが増すほど、フライパンで焼いた時、外はしっかりと焼けているのに中は火が通っていない…という失敗が、起こりがちです。そのため、焼く前にお肉を冷蔵庫から出して室温で温度を上げておき、短時間で中まで火が入る状態にしておくことが大切なのだと、わかりました。

また、余熱で中まで火を通せば硬くならず、程よい弾力とジューシーさを保つことも出来ましたよ。
コツを踏まえて焼けば、食べ応え抜群のおいしいメイン料理になること請け合いです!

厚切りの豚肉を入手した際は、常温に戻し、余熱を利用して焼き上げる。この2点を守って焼くと、きっとおいしいポークソテーになると思います。ぜひこちらの記事を参考に、焼いてみてくださいね。