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GoogleのAndroidスマホ、Pixel 9シリーズが発表されました! 例年通り「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3モデルが登場です。

この記事ではProとPro XLについて主だった情報を紹介します。

最強チップ、最強カメラ

Pixelシリーズといえば、Google独自開発Tensorチップ。新たに「Tensor G4」を搭載し、前モデルよりと比較してブラウジングは20%、アプリ起動は17%高速化。電力消費も効率化され、バッテリー時間は約20%向上しました。メモリは16GB。

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背面カメラはトリプルレンズ。50MPの広角(通常カメラ)、48MPの超広角、48MPの5倍望遠という構成。背面のデザインもかなり変わっており、今までバンパーのような見た目ではなくなりました。あのボリューム感、好きだったけどなぁ。

Pixel 8シリーズの頃から引き続いて動画ブースト機能を搭載。アップスケーリングによる8K動画生成が可能で、動画の中から静止画を切り出すのが主な使い方になります。8K動画はProではないPixel 9では使えないとのこと。

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今回、特に変わったのはインカメラ。42MP(4200万画素)のもの高解像センサーを搭載し、暗い場所での撮影耐性も30%アップ。視野角は103度で、Pixel 8 Proの95度よりも大幅向上しています。背面カメラの画質で使えるインカメラだなんて、スマホに望まれてたやつじゃん…!

マルチお手伝いAI「Gemini Live」が来る

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Googleが展開している月額制の生成AIサービス「Gemini Advanced」。要はChatGPTのGoogle版ともいえるモデルなのですが、このAIを音声会話ベースで利用できる機能がやってきます。

その名も「Gemini Live」。

たとえば旅行の下調べをGeminiに「声」でお願いしたりと、テキストよりも自然かつインタラクティブなやり取りが可能に。まずは英語版でのリリースなので、日本語で使えるようになるのはもう少し先かな。

「Gemini Live」を使うには、月額制の「Gemini Advanced」の契約が必須です。が、Pixel 9 ProおよびPixel 9 Pro XLを購入すると「Gemini Advanced」を半年だけ無料で使えます。無料期間のあいだにGeminiの使い心地を確かめておくのが良さそうですね。

また、Pixel 8シリーズから引き続いてGemini nanoを搭載しています。モバイル特化のオンデバイスAI機能ですね。レコーダーアプリの自動要約、かこって検索などで活躍中です。

インカメつよつよAIスマホ

Pixel 9 Proの価格は15万9900円、Pixel 9 Pro XLは17万7900円。インカメラの進化は昨今の配信時代にも刺さりますし、AI機能も含めてかなり現代ライクなスマホに仕上がったという印象です。

「配信とか自撮りとかしないからなー」とは思いつつも、42MPでの撮影はわりと気になります。なんなら高解像度化をきっかけに、セルフィーの楽しさに目覚めるまであるかも。