8月7日に楽天モバイルパーク宮城で行われた北海道日本ハムファイターズ東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、日本ハム・新庄剛志監督が行った“声かけ謝罪”の場面が、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】新庄監督の“声かけ謝罪”シーン

0-0の同点で迎えたこの試合の7回裏・楽天の攻撃、1死一、三塁の場面で打席に立った6番・鈴木大地に対し、日本ハム先発の山粼福也が投じた初球は、内角高めに大きく外れ、鈴木の頭部を直撃する死球に。これが危険球とみなされ、山粼はまさかの降板となった。

幸い大事には至らず、鈴木はその後も代走を送られることなくプレーを続行。8回表もそのまま守備につくこととなったが、その姿を見た新庄監督は、一塁へと入った鈴木の元へと歩み寄り、背中に手をあてながら、直接声をかけることに。鈴木はどこか恐縮した様子で応じ、帽子をとって一礼することとなった。

頭部への死球が発生すると、両軍が一触即発の険悪なムードになることもあるなかで、不測のアクシデントに際し、新庄監督がとったこの行動に、両軍のファンが注目。ネット上の野球ファンからは「こういういい監督なかなかおらんからな…」「新庄さんにはまだまだ監督やってほしいな。本当尊敬します!こんな大人になりたいと思います!」「新庄監督が素晴らしいのも当然だけど、ラオウにしても大地にしても快く受け入れてくれてる事だって同じくらい素晴らしいと思うんだ」「ホンマ理想の上司や」「一昨年の杉本選手の件もそうだけどこうやって直接謝罪に行く監督って素晴らしい。かたや丁寧に帽子をとって反応してくれる鈴木選手もまた素晴らしいですね。なんかこのシーンずっと見てられるんですよ」といった称賛の声が続々と寄せられている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)