東京の名水百選に香港から来た外来種レッドビーシュリンプが大繁殖？

生き物YouTuberのあらかわちゃんねるが、自身のYouTubeチャンネルで新しい動画を公開した。動画のタイトルは「毎日数万トンの水が湧く東京の湧水池に香港の外来種？→調査してみるとまさかの事態に…」で、あらかわさんは清流に生息する生き物について語った。

動画の冒頭であらかわさんは、「セミの声が聞こえる、くっそ暑い季節がやってきました」と夏の到来を告げながら、「静岡市ではなんと40度を超えた」と驚きを示した。そんな暑い夏の日に、名水百選に選ばれた清流に来た理由として、「とんでもない外来種がいるという情報を聞いて、ここにやってきました」と説明した。

動画の中であらかわさんは、様々な生態系の生物を紹介しつつ、特に目を引いたのは「レッドビーシュリンプ」と呼ばれる外来種のエビだった。「このレッドビーシュリンプは日本で定着して繁殖しています。驚くべきことに、この場所で10年以上世代交代をしているのが確認されました」と述べ、その外来種の意外な定着と繁殖の実態を明らかにした。

さらに、他の生物との関係性についても言及し、「カワリヌマエビ族とビーシュリンプはそれぞれ交雑することはないが、縄張り争いしている可能性はあります」との見解を示した。あらかわさんは自然の生態系に敏感で、外来種がどのように環境に影響を与えるかに関心を寄せた。

動画の最後には、「外来種の定着と繁殖は、生態系に多大な影響を与える可能性があるため、慎重な観察と管理が必要です」と締めくくり、視聴者に対して改めて外来種問題への関心を呼びかけた。