泣き崩れる早田ひなを敗れた韓国選手が真っ先に抱きしめた理由「彼女を長い間見てきて、本当に…」
4位のシン・ユビンが残した謙虚な言葉「黙々と練習を」
パリ五輪は3日、卓球の女子シングルス3位決定戦を行い、早田ひながゲームカウント4-2(9-11、13-11、12-10、11-7、10-12、11-7)で韓国のシン・ユビンを下し銅メダルを獲得した。試合後、泣き崩れる早田に真っ先に近寄ったのは対戦したシン・ユビンだ。その時の心境を韓国紙が伝えている。
韓国紙「イルガンスポーツ」は「これが私の実力で最善。もっと頑張ります」という記事で、試合後のシン・ユビンの言葉を伝えた。試合を制した早田が顔を覆って泣き崩れると、シン・ユビンは笑顔で抱きしめて背中をさすり、何事か語りかけた。
シン・ユビンはこの場面について「早田を長い間、見てきた。本当に一生懸命頑張って、真剣に試合をした」「そんな部分を認めてあげたかった。私ももっと心が強い選手になりたいという一心で抱きしめて、祝福のあいさつをしました」と話している。
さらにこの大会を振り返り「私に勝った選手は、私より長い間、黙々と努力した選手たち」とし「そのような点は認めて、学ばなければならない。私もより長い期間、黙々と練習しなければならない」と謙虚なコメントを残した。
(THE ANSWER編集部)