『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)/ Avengers: Doomsday』正式ロゴ(マーベル・スタジオ公式Xスクリーンショット)

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 マーベル・スタジオは現地時間27日、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』などを監督したルッソ兄弟ことアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソが、『アベンジャーズ』シリーズ第5弾と第6弾の監督としてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に復帰すると公式X(旧Twitter)などを通じて正式発表した。また、第5弾のタイトルは『アベンジャーズ:ドゥームズ・デイ(原題) / Avengers: Doomsday』に変更された。

 マーベルによると、シリーズ第5弾『アベンジャーズ:ドゥームズ・デイ(原題)』は2026年5月、第6弾『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題) / Avengers: Secret Wars』は2027年5月に全米公開予定。メインヴィラン(悪役)はジョナサン・メジャースが演じたカーンからドクター・ドゥームへと変更される模様で、ドゥーム役はMCUでアイアンマンことトニー・スタークを演じてきた、ロバート・ダウニー・Jrが務める。

 一連の情報は、米サンディエゴで開催中の「コミコン・インターナショナル2024」内で発表されたもので、Varietyなどによると、ルッソ兄弟はパネル会場となったホールHのステージに立ち、MCU復帰を発表。会場にはダウニー・Jrもサプライズ登壇し、ドクター・ドゥーム役就任が発表されると会場は大歓声に包まれた。

 『アベンジャーズ』第5弾は、もともと『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』というタイトルで公開される予定だったが、メインヴィランを務めるはずだったジョナサンが交際相手へのDVで有罪判決を受け、マーベルから解雇されたことで、正式タイトルが白紙に。監督就任が発表されていた『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンも別作品への集中を理由に降板。ルッソ兄弟が復帰に向けて交渉中と The Hollywood Reporter が独占で報じていた。(編集部・入倉功一)