なでしこ清水梨紗がピッチで“SOS”…1番に駆け寄った同僚の行動に「ほんと良い関係性」の声
パリ五輪スペイン戦のワンシーンに熱視線
なでしこジャパン(日本女子代表)DF清水梨紗は、パリ五輪のグループリーグ初戦(スペイン戦/1-2)で右膝を痛めて無念の負傷離脱が決定。
自ら交代の合図を送った姿に怪我の深刻さが窺えた実際の負傷場面で、真っ先に清水の元へ駆け寄ったなでしこ同僚の行動が注目を集めている。
清水は後半20分過ぎ、相手MFマリオナ・カルデンティのドリブルに対応した際、ピッチに足を取られ右膝を痛めてしまう。すると、その場で倒れたままベンチに向かってプレー続行不可能となった合図を送った。チームに衝撃が走ったなか、プレーが止まったあと“SOS”を送っていた清水にベンチからはメディカルチームが駆けつける。
一方でピッチ上の選手たちも心配そうに清水の元へ。ここで真っ先に駆け付けたのは司令塔のMF長谷川唯だった。清水の横へ寄り添い心配そうに声を掛けると、担架に運ばれるチームメイトを最後まで1人残って見守る姿がピッチ上で確認されていた。
清水と長谷川はともに日テレ・東京ヴェルディベレーザの下部組織出身。当時からの親友として知られ、シーズンオフには日本国内を旅行する姿も。奇しくも今夏、清水がウェストハムから長谷川が所属するマンチェスター・シティに移籍。イングランドで再びチームメイトとなった。
五輪の舞台でアクシデントに見舞われた清水に寄り添う長谷川の姿は、2人の関係性が窺えるワンシーンに。この光景はSNS上で話題を呼び、ファンからは「ほんと良い関係性」との声があがるなど、苦しむ親友に寄り添った姿に熱視線が注がれていた。(FOOTBALL ZONE編集部)