マンUでは輝きを放っていた時期があったヤヌザイ photo/Getty Images

写真拡大

マンチェスター・ユナイテッドを離れてから7年。当時マンUで将来を期待されていたレフティーアタッカーも29歳と中堅世代を迎えた。

今夏にセビージャからラス・パルマスへとレンタル移籍することが決まったベルギー人FWアドナン・ヤヌザイである。

ヤヌザイはデイビッド・モイーズがマンUを指揮していた2013年頃より頭角を現し、当時何かと混乱していたマンUで攻撃の中心となっていた。

しかし、2015年にドルトムントへレンタル移籍したところからプランは狂い始めた。思うように成績を残せないシーズンが続き、そこからは移籍を繰り返す日々となっている。

特に2022年にセビージャへ移籍してからは、翌年にトルコのバシャクシェヒル、そして今夏はラス・パルマスとレンタル移籍が続いている。レンタル先でも目立った成績を残しているわけではなく、話題に挙がる機会も減ってしまった。

英『The Sun』も中堅クラブで苦しむヤヌザイの現状を取り上げているが、SNS上でもファンより様々な声が出ている。

「ユナイテッドの救世主かと思われたが」

「この男が次のライアン・ギグスになるだろうと思っていた」

「もっと良いキャリアを築くに値する選手だ」

10年前に想定していたキャリアとは異なっているか。あのモイーズ政権以降は影の薄い選手となってしまっている。