我が子のおバカぶりを披露する投稿が集まるのが、『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の名物コーナー「バカ息子・バカ娘のコーナー」。7月24日でもつボイノリオと小高直子アナウンサーが、バカ息子・バカ娘自慢のエピソードを紹介します。

バカ息子と親バカ

「高校の進学・就職説明会の時の高二の次男の話です」(Aさん)

学校ではなく、少し離れた市の文化会館に集合して、バスでそれぞれの大学や企業に行く社会見学のような行事だったそうです。

Aさんの次男は、すっかりそのことを忘れていて、いつものようにギリギリの時間に自転車で登校。すでに畑で仕事をしていたAさんに「文化会館まで送ってって」と救助の電話が。

コンビニで待ち合わせて、軽トラでピックアップ。しかし出発時間には間に合わず、Aさんの次男は学校でひとり、自習することになったそうです。

「学校行事を忘れるバカ者ですが、そのままずる休みをせずにちゃんと学校に行った次男の背中は凛々しく見えて、心の中で『偉いぞ。頑張れ』と声をかけるのでありました。これって親バカですか?」(Aさん)

小高「そう思わないとやってられない親心でしょうか?」

つボイ「息子に最後まで寄り添っているお父さんの姿でございます」

いくつになっても聞いてくる

「長男坊は現在37歳。自慢は同じ歳のダルビッシュ有です。毎回会うたびに、『お父さん、ダルビッシュってすごいやろ』と同じ歳以外、何の接点もないのに自慢し始めます」(Bさん)

さらにこんな質問も。「三冠王になったのに全然人気がない選手と、盗塁王になっただけですごい人気のある選手とどっちがいい?お父さん」

「35本でホームラン王になった選手と、45本もホームランを打ってもホームラン王になれない選手って、どっちが年俸高い?」

「金はあるのにモテないか?金がないのにモテるか?どっちがいい?」など。

小高「小っちゃい子って、お父さんお父さん、って何でもないことを聞いてくるけどね」

つボイ「ここは37歳で言ってくる」

小高「親子で仲良しでいいですね」

ちなみに、つボイは「金はあるのにモテないか?金がないのにモテるか?」だと、「金はあるのにモテない」方を選ぶそうです。

つボイ「金で人の心が買えるか試してみたい。そんなことを喋ってる我々もこの長男坊と変わらへんやん」

人前で言うな

4歳の娘とスーパーに行った時の話を寄せてくれたのはCさん。ちょうど混んでいる時間帯。レジの列に並んでいると…。

「ちょうど私の股間ぐらいの背の高さの娘。私の股の間に立って、私の顔を見上げてニコニコしながら突然、『ママ、くちゃい』。ごまかそうとコチョコチョ攻撃をしてたんですが、笑いながらも『ママ、くちゃい』。やめてくれ〜」(Cさん)

「小学校の娘のテストの答えを見て、『こいつ、アホとちゃうんか?』と思いました。夏目漱石の本の題名を三冊書きなさい、という問いの答えが、『夏目漱石全集一巻。二巻。三巻』でした」(Dさん)

小高「間違ってはいないか。むしろ機転が利いてて素晴らしい」

息子のお気に入り

「うちの息子は生後9カ月。今週からうちの息子は自分のノリオ君(男性器の隠語)を認識し始めました」(Eさん)

Eさんが湯船で体を洗ってあげている時は、常に自分のノリオ君をいじっているんだそうです。

ゴムのようにビローンと引っ張ったり、掴んだり、見ているこっちが痛くなってくるような扱いなんだとか。

「注意をそらそうと、湯船の中にペンギンのおもちゃを入れてみましたが、ポイと捨ててまたノリオ君いじり。先が思いやられます」(Eさん)

つボイ「ペンギンちゃんより、自分のノリオ君の方がええ」

小高「9カ月ぐらいの子でもこだわりおもちゃってありますからね。ノリオ君が今一番お気に入りだと思います」

つボイ「私の経験では大人で引っ張ったりする人はいないから大丈夫です」

続けて「大きくなるとやらなくなるので心配はない」とつボイ。
9カ月から37歳まで、様々なバカ息子、バカ娘たちでした。 
(尾関)
 

つボイノリオの聞けば聞くほど
2024年07月24日10時01分〜抜粋(Radikoタイムフリー)