タンス貯金をしている人は41.7％、約半数が総額30万円未満 使い道の圧倒的１位とは
登録者数６３万人超のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『脱・税理士スガワラくん』を運営する税理士の菅原由一氏はこのほど、３５歳以上６５歳未満の男女全国３００人を対象に行った「タンス預金と新紙幣」についてのアンケート結果を公表した（脱・税理士スガワラくん 調べ）。
【調査結果】タンス預金はどれくらいありますか？中には１億円以上も！
「（自宅で現金や財産を保管する）タンス預金はあるか？」について「はい」（４１．７％）と回答した１２５人に「タンス預金の総額」を聞いたところ、最多は「１０万円未満」（２７．２％）で、以下「１０万円～３０万円未満」（２５．６％）、「５０万円～１００万円未満」（１６．８％）、「３０万円～５０万円未満」（１２．０％）と続いた。その結果、タンス預金をしている人の約８割が１００万円未満で、約半数が３０万円未満と少額であることが分かった。一方で「１０００万円～１億円未満」「１億円以上」（ともに１．６％）もわずかながらいた。
「タンス預金の用途」では「万が一に備えたい」（７２．０％）が圧倒的１位。「自分の趣味や娯楽に使いたい」（３２．０％）も３割以上いるなかで、「国に把握されたくない」（３．２％）や「家族や子供に資産を残したい」（１．６％）という回答もあった。
７月３日に発行された新紙幣に関して「新紙幣を持っているか？」と聞いたところ、８割弱（７６．７％）が「持っていない」とダントツ。「千円札を持っている（持っていた）」（１４．３％）と「一万円札を持っている（持っていた）」（１３．３％）は１割超、「五千円札を持っている（持っていた）」は６．０％だった。
新紙幣を持っている（持っていた）と回答した７０人に「新紙幣は使ったか？」と尋ねると「まだ使っていない」（７７．１％）が最多となり、「早速使った」は２割（２０．０％）で、「使おうとしたが、使えなかった」は２．９％、「ネットオークションなどに出品した」も１．４％いた。
（よろず～ニュース調査班）
