日産が「”新”SUV」発表! 美麗ボディの「スカイライン“クロスオーバー”クーペ」!? 豪華内装も超カッコイイ「QX55」米に登場
日産が「新QX55」発表
日産が北米を中心に展開する高級ブランド・インフィニティは2024年7月9日、クーペSUV「QX55」の2025年モデルをアメリカで発表しました。
QX55は、ミドルクラスのSUV「QX50」から派生したクーペスタイルのSUVです。2020年に発表、翌2021年に発売されました。
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ベースのQX50は、2007年デビューの「EX」が前身で、2014年に新ネーミング戦略のもと、現在の名称になりましたが、日本市場ではバッジなどを変えて、日産「スカイラインクロスオーバー」として2009年から約7年間、販売されていました。
現行モデルは、2017年に世界初の量産型可変圧縮比エンジン「VCターボ」を引っ提げて登場した2代目にあたります。
そんなQX50の基本コンポーネントを流用するQX55は、SUVが定着するなかで、ボディのプロポーションを流麗にした「クーペSUV」という新たな流れに乗って登場しました。
ルーフラインがリアにかけて、なだらかに傾斜しているスタイルが特徴となっており、アウトドアより都会に映えるような雰囲気を醸し出しています。
ボディサイズは全長186.3in(4732mm)X全幅74.9インチ(1902mm)X全高63.8インチ(1620mm)、ホイールベース110.2インチ(2799mm)、最低地上高8.6インチ(218mm)。
パワートレインは2リッター直4ガソリンエンジンにCVTを組み合わせており、最高出力268hp・最大トルク380Nmを発生します。駆動方式は4WD。グレードは装備の違いによるもので、ラックス、エッセンシャル、センソリーの3タイプを設定します。
同社は2025年モデルとして発表したものの、内外装デザインや機能面に大きな変更はありません。価格も据え置きで5万150ドル(約795万円)から。これまで毎年値上げが行われていたことを踏まえれば、価格の据え置きというのがトピックなのかもしれません。