トヨタが新型「FRスポーツカー」発表! 特別な「グリーン×タン内装」がカッコいい! めちゃ上品な「“緑”ハチロク」特別モデルで復活!

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「リッジグリーン」×「タン内装」がステキすぎる!

 TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)が手掛ける「GRブランド」のモデルのひとつであるトヨタ「GR86」の一部改良が発表され、新型モデルが2024年8月1日に発売されます。
 
 GR86は、2021年に登場したFRスポーツカーです。前身は2012年デビューの「86(ハチロク)」。初代から引き続き、2代目となる現行モデルもトヨタとスバルが共同開発し、スバルでは「BRZ」としてラインナップされます。

「緑のハチロク」復活!

 現行GR86は、初代の特徴でもあった水平対向4気筒エンジンと後輪駆動のFRレイアウトを継承しながら、2リッターの排気量を2.4リッターに拡大し動力性能を大幅に向上。

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 また、先進運転支援機能「アイサイト」を搭載するなど、安全性も高めました。

 そして今回の改良では、GR86を用いて参戦を継続している様々なモータースポーツからの学びを反映。

 レースという極限の環境でクルマを鍛えるプロドライバーからのフィードバックを生かし、アブソーバー減衰特性やEPS制御の改良、スロットル特性の変更(MT車)、ダウンシフト操作時における許容領域の拡大(AT車)などにより、接地感や操舵レスポンス、リニア感を向上させるなど、「GRらしい走りの味」に磨きをかけました。

 このほか機能面では、新たに「タイヤ空気圧警報システム」と「デイタイムランニングライト」を一部グレードに追加設定しています。

 デザインの変更はありませんが、ボディカラーのラインナップに新色「リッジグリーン」が追加され、全7色がラインナップされました(従来モデルにあったブライトブルーIIは廃止)。

 そしてこのリッジグリーンをまとった特別仕様車として「RZ“Ridge Green Limited”(リッジグリーンリミテッド)」が登場しています。

 最上級グレード「RZ」をベースとし、特別装備としてブロンズホイールを装着。RZではメーカーオプションとなるSACHS(ZF)製アブソーバーやbrembo製ベンチレーテッドディスクブレーキが標準搭載されました。

 内装は、リッジグリーンリミテッド専用のブラック×タン内装を採用。インテリア各部にタンのステッチをあしらい、ドアパネルに「Ridge Green Limited」の刺繍が施されるなど、内外装ともに大人っぽい仕立てとしています。

 初代86にも「ブリティッシュグリーンリミテッド」という特別仕様車が設定され、人気を得たのですが、今回“緑のハチロク”が復活しました。

 GRの担当者に話を聞くと、「現行GR86のカラーは明るい色が多いのですが、落ち着いた色を出せないかということで、新色のリッジグリーンを追加しました」とのこと。

 リッジグリーンはシックな色合いで、ボディのラインによって見え方が変わるほか、晴天時と曇りの時でも異なる表情を見せるカラーとなっています。

 実は、リッジグリーンのボディカラーはどのグレードでも選べるのですが、ブロンズホイールとタン内装が選べるのは特別仕様車のみ。ホイールから覗く赤いブレンボ製キャリパーの組み合わせにより、スポーティさも演出するコーディネートを実現しました。

 また、前回のブリティッシュグリーンリミテッドはとくに北米での人気が高く、今回も同市場でのニーズに応えることもあり、緑を復活させたともいいます。

 なお、米国では「GR86 箱根スペシャルエディション」として、同様の特別仕様車が設定されました。

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 200台限定の特別仕様車リッジグリーンリミテッドの価格(消費税込)はMT車が389万7000円、AT車が399万5000円です。

 すでに2024年7月12日から抽選受付が始まっており、GRガレージにおいて7月28日まで申し込みが可能です。発売は10月頃を予定しています。