ホンダ新型「スゴいSUV」に反響多数!? 「ついに」「デザインが好き」 2年ぶり復活で「画期的ユニット」採用! 新型「CR-V e:FCEV」発売
約2年ぶり復活の「CR-V」発売! すでに反響も
ホンダは2024年7月18日、新型燃料電池自動車「CR-V e:FCEV」を翌19日に発売すると発表しました。
SNSなどでは早速さまざまなコメントが寄せられています。
新型CR-V e:FCEVは、2022年9月に発表後、北米など海外で展開している6代目「CR-V」をベースとした燃料電池自動車(FCEV)です。
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日本においては先代の5代目が2022年8月に生産を終了していますが、国内で約2年ぶりの復活を遂げるとともに、FCEV専用モデルとして販売されます。
なお、ホンダによると、日本の自動車メーカーが発売するモデルとして初めて外部から充電可能なプラグイン機能を持つFCEVだといいます。
搭載される燃料電池ユニットは、米国GM(ゼネラルモーターズ)社と共同開発し、ミシガン州の合弁生産拠点で生産されます。
ユニットはホンダ・GM両社の知見やスケールメリットを活かしたといい、電極への革新材料の適用やセルシール構造の進化、補機の簡素化、生産性の向上などを図ることで、従来のFCEV「クラリティ FUEL CELL」よりもコストを3分の1に低減。
耐食材料の適用や劣化抑制制御によって耐久性を2倍に向上させたほか、耐低温性も大幅に向上したといいます。
このユニットを採用することで、短い水素充填で長い航続距離を確保できるFCEVのメリットと、手軽に普通充電を行って走行できること、給電機能を持つことといったEVのメリットのそれぞれ組み合わせています。
これにより、航続可能距離は水素一充填で約621km、EVとしては約61km(WLTCモード)を実現しました。
また、燃料電池システムとフロントのモータードライブユニットを一体化して搭載し、高いダイナミック性能と一体感のあるハンドリングを実現。振動・騒音も低減し、衝突安全性の向上にも寄与するとしています。
デザインは6代目CR-Vをベースに「クリーン」「タフ」「アイコニック」をキーワードとしたFCEVらしい知的な佇まいと力強さを表現。ボンネットやグリル、フロントバンパー、フェンダーなどを専用デザインに変更しました。
リアは専用クリアテールランプに加え、ライセンスガーニッシュやフェンダーガーニッシュ、サイドシルガーニッシュなどを専用デザインとし、環境にやさしくクリーンなイメージを高めています。
ボディサイズは全長4805mm×全幅1865mm×全高1690mm、ホイールベース2700mmです。
インテリアも6代目CR-Vと共通ですが、シフトはボタン式とし操作性と先進感を向上。シート素材にはバイオ合皮を採用するなど、上質さと環境性能を両立しています。
ラゲッジルームには、水素タンクの出っ張り部を有効活用できるフレキシブルボードを装着し、スペースを2段に分けて効率よく荷物を積載できるようになっています。
先進運転機能では最新の「ホンダ センシング」を採用し、渋滞アシストや誤発進抑制、路外逸脱抑制などを搭載。
さらに、コネクテッド機能「ホンダ コネクト」にも対応し、エアコン操作や緊急サポート、駐車位置の確認に加え、充電時の最大充電量設定や充電待機時間設定、お出かけ前タイマー設定などを利用でき、電気代の節約やバッテリーの劣化抑制、航続距離の延長を図ることができます。
新型CR-V e:FCEVの価格(消費税込)は809万4900円で、リース販売のみとなっています。
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そんな新型CR-V e:FCEVに対し、SNSなどでは早速さまざまな声が寄せられています。
「ついに登場!」「いいぞ。素晴らしい」と、新たなFCEVへの期待や喜びの声が多く寄せられたほか、「デザインが好きです」とシンプルで知的にまとめたエクステリアデザインを評価する声も。
さらに、「ハイブリッドもラインナップに追加してください!」「e:HEVとe:PHEVを導入してください」とCR-Vとしてさらなるラインナップ拡充を求めるコメントも投稿されています。
一方で、「CR-Vがなんと800万円超え」と価格設定に驚くユーザーや、「リース専用車なのか」とやや特殊な販売方式を指摘する人もいるようです。