ギルマイ3勝目、ログリッチ転倒で総合争いに痛手 ツール・ド・フランス
【AFP=時事】自転車ロードレース、ツール・ド・フランス(2024 Tour de France)は11日、第12ステージ(オーリヤック〜ビルヌーブシュルロット、203.6キロメートル)が行われ、アンテルマルシェ・ワンティ(Intermarche Wanty)のビニアム・ギルマイ(Biniam Girmay、エリトリア)がフィニッシュ前の集団スプリントを制して今大会3勝目を挙げ、首位に立つポイント賞のマイヨ・ヴェール(グリーンジャージー)争いで2位との差を広げた。
第3ステージでアフリカ系黒人ライダーとして大会初の区間制覇を飾り、第8ステージでも勝利を挙げていたギルマイは、この日も最後のスプリント争いでトップに立ち、チーム・ビスマ・リースアバイク(Team Visma | Lease a Bike)のワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)を2位、イスラエル・プレミアテック(Israel-Premier Tech)のパスカル・アッカーマン(Pascal Ackermann、ドイツ)を3位に抑えた。
実質的なスプリントステージがほぼ残されていない中、ポイント賞争いではギルマイが328ポイントでトップに立っており、アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin-Deceuninck)のジャスパー・フィリプセン(Jasper Philipsen、ベルギー)が221ポイントで2位に続いている。
総合争いではUTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が首位を守り、2位につけるスダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)との1分6秒差、3位につけるチーム・ビスマ・リースアバイクのタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)との1分14秒差は変動なしとなった。
一方、王座を争う一人で、前日まで同4位につけていたレッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(Redbull Bora Hansgrohe)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)は、クラッシュに巻き込まれて転倒し肩から血を流す事態となり、ギルマイから2分27秒遅れのフィニッシュとなった。
4位には4分20秒差でUTEのジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)が浮上し、ログリッチは4分42秒差の6位に転落している。
【翻訳編集】AFPBB News
■関連記事
・ヴィンゲゴーがポガチャル抑え第11S制覇 ツール・ド・フランス
・フィリプセンが第10S優勝 集団スプリント制す ツール・ド・フランス
・テュルジスが区間V、ポガチャルが総合首位維持 ツール・ド・フランス
実質的なスプリントステージがほぼ残されていない中、ポイント賞争いではギルマイが328ポイントでトップに立っており、アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin-Deceuninck)のジャスパー・フィリプセン(Jasper Philipsen、ベルギー)が221ポイントで2位に続いている。
総合争いではUTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が首位を守り、2位につけるスダール・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)との1分6秒差、3位につけるチーム・ビスマ・リースアバイクのタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)との1分14秒差は変動なしとなった。
一方、王座を争う一人で、前日まで同4位につけていたレッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(Redbull Bora Hansgrohe)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)は、クラッシュに巻き込まれて転倒し肩から血を流す事態となり、ギルマイから2分27秒遅れのフィニッシュとなった。
4位には4分20秒差でUTEのジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)が浮上し、ログリッチは4分42秒差の6位に転落している。
【翻訳編集】AFPBB News
■関連記事
・ヴィンゲゴーがポガチャル抑え第11S制覇 ツール・ド・フランス
・フィリプセンが第10S優勝 集団スプリント制す ツール・ド・フランス
・テュルジスが区間V、ポガチャルが総合首位維持 ツール・ド・フランス