スターバックス、一部商品を過剰に請求...約10年にわたって システムの設定不備が原因
スターバックスコーヒージャパンは2024年7月8日、一部商品を本来の値段よりも高く販売していたと、公式サイトで謝罪した。誤徴収していた期間は、14年9月12日〜24年1月31日。同社システムの設定不備が原因だと説明している。
誤徴収の合計金額は12万4033円
スターバックスコーヒージャパンの発表によれば、コーヒー豆商品の計164種が対象という。一部の購入客に対し、商品1点あたり1円〜65円を過剰に請求していた。誤徴収の合計金額は12万4033円で、総数は5896件だった。
社内システムの設定に不備があり、250グラム以上を購入する際の会計登録のレジ操作方法において、購入したグラム数をレジのボタン操作で入力する方法で会計登録した場合、誤った金額で計算されていた。24年2月1日時点で解消しているという。
スターバックスカードで支払った利用客(3748件)には、7月8日にカードに差額分を入金する。My Starbucks会員には登録しているメインカード、非会員には購入時に使用したカードに返金する。
これ以外の決済方法で支払った利用客(2148件)には、支払った金額と正しい金額との差額を返金する。問い合わせ窓口で、購入店舗、購入商品・点数、購入時期を伝え、販売履歴のデータと照合後、確認が取れしだい現金書留で返金する。