【山口天気 夕刊7/5】週末は猛烈な暑さ!今年初の「猛暑日」の可能性も 適切な予防行動で 暑さから身を守りましょう
●この週末は気温の上昇には注意が必要。特に山口市や広瀬は最高気温が35度の予想で、県内では今年初の「猛暑日」の可能性も。
●あす6日(土)は熱中症の危険度は広く「危険」レベル。暑さを避け、こまめな水分補給を心がけてください。
●あさって7日(日)も日ざしが届く見込み。夜は「夏の大三角形」や「天の川」も見つけやすい空模様となりそうです。
●来週半ばになると、梅雨の末期を思わせるような大雨の心配もあります。大雨への心構えもしっかり行っていきましょう。
県内は南から張り出す高気圧に覆われて、朝からスッキリとした青空が広がりました。
この週末も高気圧に覆われるため、しっかり日ざしが届きますが、気温の上昇には注意が必要です。
あす6日(土)、あさって7日(日)と日中の最高気温は33度前後。
特に山口市や広瀬は最高気温が35度の予想で、県内では今年初の猛暑日の可能性が出てきました。
夜も各地で熱帯夜となる予想で、厳しい暑さが続きそうです。
このため熱中症の危険性が非常に高まっています。熱中症の危険度はあす6日(土)は広く「危険」レベル。
またあさって7日(日)もさらに気温が上がると「熱中症警戒アラート」が発表されるおそれがあります。
この熱中症警戒アラートは、熱中症予防の国際的指標で用いる「暑さ指数」を基に出されます。
暑さ指数は、気温のほか、湿度、日光や照り返しなどでの熱量の3つの要素から算出され、数値により、「ほぼ安全」から「危険」まで5つのランクで示されています。
そして暑さ指数33以上となる危険ランクの中でも上の方、「極めて危険」が見込まれる時に、環境省と気象庁は都道府県単位で熱中症対策を強く促す情報、「熱中症警戒アラート」を発表することになっています。
この週末は、まず気温や湿度など、暑さに関する最新情報を確認。
そして、高齢者や子どもなど、特に熱中症のリスクが高い方に積極的な声かけを行ってください。
さらに、不要不急の外出を避け、エアコンなどがない場所での運動や活動は、原則中止を。
また、暑さを避け、こまめな水分補給を心がけてください。
適切な予防行動で、この週末は暑さから身を守っていきましょう。
しっかりと日ざしの届く一日となりそうです。真夏さながらの照りつける強烈な日ざしで気温が上昇し、予想最高気温は35度。今年初の猛暑日の可能性があります。
外にいるだけで汗が吹き出すような、猛烈な暑さとなる予想です。
夜も気温が25度を下回らないため、一日厳しい蒸し暑さとなりそうです。
あさって7日(日)も日ざしが届きますが、少しずつ雲の割合も増えてきそうです。引き続き気温が高く、猛暑日の可能性も。寝苦しくなるため、熱中症の対策はしっかり行って下さい。
夜は「夏の大三角形」や「天の川」も見つけやすい空模様となりそうです。
梅雨前線が次第に南下し、県内に接近する予想で、来週の初めは厚い雲の目立つ空模様となりそうです。
来週半ばになると、梅雨の末期を思わせるような大雨の心配もあります。大雨への心構えもしっかり行っていきましょう。
日中の最高気温は各地で30度を超え、夜は熱帯夜の日もある見込みで、引き続き蒸し暑い日が続きそうです。日中だけでなく、夜にかけてもしっかり熱中症対策を行いましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)