レーシングカーのマフラー音をBGMに睡眠!? サーキット内常設キャンプ場「RECAMP 富士スピードウェイ」を一足早く“体験”
レースとキャンプを同時に楽しめるキャンプ場を“体験”
2024年6月28日から30日まで、幕張メッセ(千葉市)で「東京アウトドアショー2024」が開催され、その中に「富士スピードウェイ」(静岡県小山町)が出展していました。「アウトドア」と「サーキット」、一見関係なさそうに思えますが、実は今秋、富士スピードウェイにキャンプ施設ができる予定で、その“体験”ができる展示がありました。
東京アウトドアショーでは、自動車メーカーのコンセプトカーや世界観を見せるブースがあったり、キャンピングカーを展示するブースがあったり、キャンプグッズを展示販売するブースがあったりと、アウトドアに関係する展示が行われました。
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その中にFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦していたトヨタのTS050 HYBRIDが展示されていました。
日本を代表するサーキットの一つである「富士スピードウェイ」ブースにこのマシンは置かれていました。「アウトドア」と「サーキット」、一見関係なさそうに思えますが、実は富士スピードウェイはキャンプに力を入れています。
国内最高峰のレースとして名高いスーパーGT、国内唯一の24時間レースが行われるスーパー耐久。それらを観戦するファンが場内にテントを張り、BBQなどをしながらレースを楽しむ、という観戦スタイルが近年定着しています。
それを受けて富士スピードウェイでもテント設置エリアの整備を行っています。特にスーパー耐久の24時間レースの際にはキャンプリエリア、キャンピングカーエリア、手ぶらでBBQエリアなど多くのエリアを用意しています。
そんな中、富士スピードウェイは、2024年秋のオープンを目指して、常設のキャンプエリアを整備中です。場所は「100R」と呼ばれるコーナーの内側。現在も100Rのコースサイドギリギリのところはテントエリアとして人気がありますが、少し内側に寄ったスペースを整備しています。
「RECAMP 富士スピードウェイ」と呼ばれるこのエリアは全36サイトを用意し、電源付きオートキャンプサイト、ドッグラン併設サイト、ログトレーラー、トレーラーハウス、そしてヴィンテージキャンピングトレーラーのエアストリームなどを用意する予定です。
レースが行われている昼間は目の前をレーシングカーが駆け抜けていく「興奮体験」、レースが終わった夜は星空を眺める「静寂体験」ができると言います。
24時間レースの時はレーシングカーが奏でるマフラー音をBGMにして睡眠することも。
そんな非日常空間を一足早く“体験”できるように、東京アウトドアショー2024のブースでは、壁や天井など360度映像で「RECAMP 富士スピードウェイ」を鑑賞できるスペースも用意していました。その雰囲気はまさに富士スピードウェイにいるかのようでした。
2024年は、9月のFIA世界耐久選手権(WEC)、10月の全日本スーパーフォーミュラ選手権、11月のスーパー耐久など大きな大会もめじろ押しです。今までと一味違うキャンプをしながら、レースを楽しむというのはいかがでしょうか。