Image: 任天堂

Nintendo Switchに後継機種がでる…。そんな噂が出てきてから、ファンが1番心配していること、それは無事入手できるかどうか、です。

来年リリースに期待がかかる後継機Nintendo Switch 2(仮)、生産数を十分用意すると、任天堂がコメントしました。

転売には数で対抗

Nintendo Switch 2の生産数について話がでたのは、任天堂株主総会での質疑応答。代表取締役社長の古川俊太郎氏が、株主からの質問に応じました。

その中で、Switch後継機種の転売対策についての質問が。任天堂は、昨年から転売対策として生産量をしっかり確保することが大切だと語ってきましたが、古川氏いわく、その方針は現在も変わらず。「転売への対策として、お客様の需要を満たせる数をしっかりと生産することが最重要だと考えており、昨年からこの考えは変わりません」と語りました。

一生手に入らない気がしたPS5

入手困難なゲーム機は今までも多々ありましたが、記憶に新しいのはやはりPlayStation 5とXbox Series X。コロナ禍の発売で欲しい人も多かったのでしょうが、なによりも半導体不足が大きく影響しました。入荷するそばから完売。もう一生手に入らないのかも…と涙目になった人もいたはず。

古川氏いわく、昨年、一昨年に見られた半導体不足の影響で十分な量のSwitch生産ができなかった問題は、現在はすでに解消。「後継機種においても、現時点では部材の不足等が生産に大きな影響を与えるとは考えていません」と回答しました。

任天堂とAI

昨今の株主総会らしく、AIに関する質問もあがりました。古川氏は、ゲーム業界において、敵キャラの動きなどでAIに近しい技術は以前から採用されており、ゲーム開発とAI技術は近い関係にあると語りつつ、知的財産権の問題も指摘。「当社にはこれまで何十年もの間、お客様に最適なゲーム体験を作り続けてきたノウハウがあります。技術の発展に対しては柔軟な姿勢で対応しつつも、単純に技術だけでは生み出すことのできない当社ならではの価値を、これからもお届けしていきたいと考えています」と語りました。

任天堂が言うとものすごい説得力があります。

質疑応答は公開されています。

Source: Nintendo