39歳ロナウド、EUROのPK失敗で泣いた理由を説明 「今年は1本も外していなかったのに…」
ポルトガル代表はスロベニアとのEURO決勝トーナメント1回戦に勝利し、準々決勝進出を決めた。
スコアレスで迎えた延長戦ではPKのチャンスが到来するも、39歳のクリスティアーノ・ロナウドが失敗。相手守護神ヤン・オブラクにPKを阻止されると、思わず号泣していた。
延長戦でも決着がつかずにPK戦となると、ロナウドは1人目として今度は成功!
ポルトガルは守護神ジオゴ・コスタが3人連続でPKを阻止し、英雄になった。試合後、ロナウドはこう話していた。
「始まりの悲しみは終わりの喜び。サッカーとはそういうものだ。説明できない瞬間さ。
(阻止されたPKは)チームにリードをもたらす直接的なシュート。それを決められなかった。オブラクが好セーブを見せた…。あのPKを確認しなければいけない。自分のシュートがよかったのか悪かったのか分からないけれど、今年は一度も外したことがなかった。一番必要だった時にオブラクにセーブされた。
ポルトガルは優勢だったので、勝利に値したと思う。スロベニアはほぼ試合中ずっと守備に徹していた…それはとても難しいことで、チーム全員、特に3度の好セーブを見せた我がGKを称えるべきだろう」
「どんなに強い人間にも落ち込む日はあるものさ。自分も落ち込んだし、悲しかった。(あのPKを決めるのは)チームに必要なことだったからね…」
ロナウドから讃えられたGKコスタは「(ロナウドのPK失敗後)全員が自分たちを信じる必要があった。最後まで信じ続けていたし、とても嬉しい。おそらく人生で最高の試合だね」とコメント。
一方、敗退が決まったオブラクは「延長戦では我々にもチャンスがあったが、少しツキがなかった。全力を尽くしたが、準々決勝には進めなかった。ポルトガル、おめでとう」と述べていた。