国内だけでなく海外でも世代を超えて愛される「ハローキティ」。メキシコ在住の女性は可愛いキティちゃんをイメージして誕生日ケーキを注文したのだが…(『Kenia Ramos Facebook「Será que si pido una hello kitty así me la entreguen tal cual?」』より)

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日本企業サンリオが生み出した「ハローキティ」は、国内だけでなく海外でも世代を超えて愛されるキャラクターだ。ところがメキシコ在住の女性が最近、パティシエにハローキティの誕生日ケーキを頼んだところ、恐ろしい形相に変わっていたという。女性のFacebookへの怒りの投稿を、メキシコのニュースメディア『Telediario México』などが伝えた。

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メキシコ北東部ヌエボ・レオン州モンテレイに住むケニア・ラモスさん(Kenia Ramos)が20日、Facebookで誕生日ケーキの写真と女性パティシエのSNSのプロフィールをシェアしたところ、大きな注目を集めた。

ケーキはピンク色のハローキティをイメージして作られたものだそうだが、ケニアさんのこんな怒りの言葉が添えられていた。

「フェルナンダ・エスキヴェル(Fernanda Esquivel)からケーキを買わないで! 彼女はこのハローキティの顔の誕生日ケーキに、約2600円(300メキシコペソ)を請求したの。でもサービスは最悪。お勧めすることはできないわ。」

実際の写真を見てみると、ケーキにはピンクのアイシングが施されており、両目と鼻、左右の頰に生える3本の髭、トレードマークの耳のリボン、顔の形はオリジナルとあまり変わらない。

しかしながら、その顔には毛細血管が透けているかのような赤い線が何本も描かれ、なぜか入れ歯が不気味に輝いており、この投稿には次のような声が寄せられた。

「これは怖すぎる。」
「子供にとったら悪夢では?」
「まるで車に轢かれたハローキティのようだ。」
「豚かと思ったよ。」
ハローキティではなく、ヘル(地獄)キティでは?」
「映画『チャイルド・プレイ』のチャッキーや、『エルム街の悪夢』のフレディのよう。」
「返金してもらうべき。」
「シェアしてくれてありがとう。これで別の犠牲者が出ずに済むわ。」
「面白いけど、一言断るべきだった。」
「いや、私にも作って欲しいな。」
「大笑い。」
「冗談でしょう!」

そしてこの投稿には、フェルナンダさんがコメントを寄せており、ユーモアを交えて次のように綴っていた。

「彼女を信じないで! これはジョークよ。だって私は卵のゆで方さえ知らないのだから。」
「私のSNSにはたくさんの友達リクエストが届いているわ。フォロワーのみんな、ありがとう。住所を教えてくれれば、ケーキを贈るわよ!」

これに対し、ケニアさんは「フェルナンダさんの料理教室にこれから申し込みをするべきかしら」と冗談で返すも、「次は花を持ったハローキティのケーキを作ってくれる人を探すわよ」とコメントした。

なおケニアさんはその後、『Telediario México』などのメディアがハローキティの誕生日ケーキの投稿について報じたことにも触れ、「いったい何だっていうのよ!」「最悪のサービスだったのに…」などとコメント。ただその一方で、「こんなに大きな反響はこれまでで初めてよ!」と驚き、嬉しい悲鳴をあげていた。

ちなみに過去には、米テキサス州の女性ケーキ・アーティストが作るリアルなケーキに注目が集まり、「ナイフを入れるのが怖い」「芸術作品」などといった声が寄せられていた。

画像は『Kenia Ramos Facebook「Será que si pido una hello kitty así me la entreguen tal cual?」「Gente no le compren pasteles a Fernanda Esquivel」』『Telediario México 「Repostera RESPONDE a regia que la exhibió tras venderle pastel de Hello Kitty; esto dijo」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)