料理のモチベーションが低い日は、キッチン道具を探すだけで疲れてしまいます。そんなときは食料と調理グッズの定位置を見直して、家事の時間を1秒でも減らしましょう。整理収納アドバイザー・奥田さんに「時短できるキッチン収納術」を伺いました。

家事をラクにする配置と収納で時短に

整理収納アドバイザーの奥田明子さん(50歳・神奈川県)。夫(47歳)、長女(15歳)と戸建て・4LDKで暮らしています。

奥田さんは、「家事の時間やストレスを減らすこと」を最優先に、収納の仕組みをつくっているそう。

「時短をかなえるには、家事の環境を整えることが大事。買ってきた食材をしまう場所や、道具の定位置を見直すことで、日々の料理に対するストレスも減ります。不要なものが多いと片づけの時間も圧迫してしまうので、家事に関わるものを厳選するのも、効率化するコツです」(奥田さん、以下同)

キッチンは手に取りやすさを優先したら料理がラクに

いくつもあるキッチンツールの配置は、「手に取りやすさ」を優先して決定。

「なにかを探したり、片づけたりする手間を省くだけで、料理をつくるストレスを軽減できます」

ストックはバスケットに入れて残量管理

食材ストックはキッチンの棚に並べた無印良品のステンレス製バスケットへ。

「なにが入っているか一目瞭然なので、在庫管理をしやすいのがメリット」

パスタ類は乾燥剤つきストッカーへ

乾物やパスタなどは、繰り返し使える乾燥剤がついたストッカーへ。

「未開封のものと開封ずみのものは分けて、ラベリングをしておきます」