Image: AstrHori

建築写真家としての第一歩を踏みしめられるかも。

背の高い木々が密集する森や高層ビル群を撮影すると、上に行くに従ってすぼんでいくように見えますよね。どの縦線もビシッとまっすぐに伸びた姿を撮りたくても、地表から仰ぎ見るように撮影するのであれば仕方がないところ。

しかし、良質な建築写真を見ると、望遠レンズを使っているとは思えないのに、ビシィッと垂直線が決まった写真を見かけますよね。

ああいった写真を撮るときに使うのが、鏡胴部分をずらせる構造を持つシフトレンズ。光軸を動かすことで遠近法を無視した写真が撮れるんです。

この「AstrHori 18mm F8.0 Shift」もそんなシフトレンズの一種なのですが、アオリ撮影ができるのはAPS-Cまで。でも、通常状態にしておけばケラれることなく、フルサイズ対応18mmの超広角レンズとしても使えるすぐれものなんです。

Image: AstrHori

こちらがフルサイズボディでの作例。高い位置から空間全体を撮るなら超広角レンズとしての個性が活きますね。

Image: AstrHori

そしてAPS-Cボディ、ないしはフルサイズでAPS-Cクロップしたときの作例がこちら。普通のレンズであれば上に行くに従って先すぼみとなりますが、AstrHori 18mm F8.0 Shiftであれば、どの垂直線もまっすぐおっ立てることができるんです。

Image: AstrHori

対応マウントはキヤノンRFマウント、ソニーEマウント、ニコンZマウント、そしてLマウント。

光軸を傾けられるティルト機能はないため、ミニチュア感ある写真はまず撮れません。でも2万円台という価格で買えるレンズとしては遊びがいがありますよコレ。

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写真は撮れないけど、撮影では活躍するカメラ…ってどういうこと?

Source: AstrHori