中日・梅野雄吾【写真:小林靖】

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中日に現役ドラフトで移籍した梅野は14登板で防御率2.76…4戦連続で無失点

 現役ドラフトで再び“成功例”に近づく選手が現れた。中日・梅野雄吾投手は、2日のオリックス戦(京セラドーム)で延長11回に登板すると、3者凡退に抑え、次の回に味方が勝ち越し。嬉しい移籍後初勝利をつかんだ。これで4戦連続無失点。続く好投に「完璧すぎる」「マジで良い投手だな」と絶賛の声が集まった。

 福岡・九産大九産高から2016年ドラフト3位でヤクルトに入団した右腕。2019年に自己最多の68試合に登板するなど、7年間で216試合に登板して74ホールドを挙げる活躍を見せていた。

 ヤクルトは現在リーグ最下位、チーム防御率も3.33でリーグ5位と投手力が大きな課題となっている。リリーフの経験値が高い右腕の放出に、「なぜ手放したヤクルト」「どうして梅野くれた?」といった反応が相次いでいる。

 中日では昨年も、現役ドラフトで獲得した細川成也外野手が“覚醒”。梅野も今季、14試合で防御率2.76と安定した投球を続けている。このまま安定した投球を続け、2年連続の“お宝”となるのだろうか。(Full-Count編集部)