とちぎテレビ

新横浜ラーメン博物館が今週末に開催するラーメンコンテストの最終選考会となる決勝戦に宇都宮市のラーメン店の店主が出場します。２５年前に開かれた大会では準優勝に終わっていて今度こそ優勝をと意気込んでいます。

新横浜ラーメン博物館が６月２日に開催するラーメンコンテスト「ラーメン登龍門」の決勝戦に出場するのは宇都宮市役所の近くに店を構えるらあめん厨房どる屋の落合泰知さん６５歳です。ラーメン登龍門は博物館が今年３月に開館３０周年を迎えたことを記念してラーメン職人の新たな才能発掘などを目的に開催します。コンテストは２５年前に１度開かれていてその大会で落合さんは準優勝に輝いています。

テーマは「国産小麦の風味と旨味を生かした味噌ラーメン」で書類選考と面接審査の結果落合さんを含め８人が決勝戦を決めています。落合さんは中国料理店で修業し実家の中華料理店を継いだあと、１９９６年にどる屋をオープンしました。コンテストに出品するのは「栃木の里山」をテーマにした「美味礼賛セラヴィ」と名付けたラーメンで、出場を決めた今年２月からおよそ３カ月をかけて完成させました。

さらに、どんぶりは木製のものを使い大谷石のプレートに載せて出すほか、当日は栃木らしさにこだわった演出も予定しています。優勝すると新横浜ラーメン博物館に今年８月から１年間出店することになります。