高過ぎて全部買い取れない! 米のお宝鑑定団が仰天した「超レアな硬貨」とは?
思わぬ価格がつく古い硬貨があるもの。米国の「お宝鑑定団」のテレビ番組で、あるコレクターが売りに出そうとした硬貨が、たった2枚で1億円以上の価値が期待できる‟超お宝もの‟だった……。そんな過去の放送内容が今日でも関心を集めているようなので、ご紹介しましょう。
米国の人気テレビ番組「ポーンスターズ」はお宝鑑定団のようなものですが、そこにコレクターのウォルターさんが2枚の古い硬貨を持って現れました。専門家がその硬貨を確認すると、「これらは史上最も希少な硬貨に入るかもしれない」と興奮。とんでもなく珍しい硬貨だったのです。
それは、1792年の「Half Disme」と、1781年の「Libertas Americana」の銀貨。どちらも米国建国の父(合衆国憲法に署名した指導者たち)に関連するもので、1792年のほうは米国で初めて流通した最初の硬貨の一枚なのだとか。そして、1781年のほうは米仏同盟を表したもの。この硬貨を評価した専門家は「コレクターが最も欲しがるコインだ」と表現しました。
同番組で、ウォルターさんは2枚の価格を80万ドル(約1.3億円※)と大胆に予想。別の専門家がこの価格について公正であると認めたのですが、専門家側はその価格で買い取るのはあまりにも高額であることから、安い硬貨のほうだけを1枚15万ドル(約2350万円※)で購入したのです。
※1ドル=約157円で換算(2024年5月31日現在)
この内容は2018年に放送されたもので、現在の価値がいったいどのくらいになっているのかは不明。しかし、自宅に眠っているものが、とんでもない価値になる可能性を秘めていることは言えるかもしれません。
【主な参考記事】
The Sun. HISTORIC CHANGE I own two of the very first American coins - experts said they’re ‘rarest ever’ and worth $800k. May 30 2024