1週間前にレアル・マドリーの3選手に対し、現在の条件をはるかにしのぐスーパーオファーが舞い込んだとスペイン紙‘Sport’が報じた。このオファーが届いたのは、FWロナウド(30)、左SBロベルト・カルロス(33)、右SBミチェル・サルガド(31)の3選手で、カタールやアラブ首長国連邦のクラブが彼らの獲得に強い関心を持っていると同紙は伝えている。

今夏、移籍するしないでもめたロナウドは、ケガから復帰したもののスタメンの座を取り戻すには未だ至っておらず、ベンチを暖める機会が増大するとともに不満の声が上がるのも確実。そのロナウドにはインテルのFWアドリアーノとの交換トレードという噂もある。ロベルト・カルロスの契約は2007年6月までで、クラブ側との契約延長についての話し合いは今のところ始まっていないようだ。また、ミチェル・サルガドは現在戦列離脱中。ミチェル・サルガドとシシーニョの離脱によりカペッロ監督は苦肉の策としてセルヒオ・ラモスを右SBで起用しているが、これが功を奏しており、ミチェル・サルガドのスタメン復帰も厳しいと見られる。

また、この3選手の他にも契約延長でもめるデイビッド・ベッカム(31)には米国メジャー・リーグ・サッカーのクラブが打診をしている。

今のところ、どの選手もレアル・マドリーから出て行く気配は見せていないものの、移籍マーケットを賑わす存在になることは確か。今後の動きに注目したい。