最新主演映画で新境地ひらく石原さとみ。『Destiny』第7話では、2つの顔を持つ“大人の女性”を演じ称賛相次ぐ
5月17日(金)より公開された𠮷田恵輔監督の映画『ミッシング』で娘が行方不明になった母親を熱演し、「女優として新境地を迎えた感」「今までのイメージを覆す迫真の演技」と話題を呼んでいる石原さとみ。
5月21日(火)に放送された主演ドラマ『Destiny』第7話でも、元恋人で被疑者である野木真樹(亀梨和也)に対してさまざまな顔を使い分け、圧倒的な演技力をみせている。
◆ふと冷静になり…「何か隠してるよね」
“野木邸放火事件”の被疑者として取り調べが進むなか、留置場で吐血し入院することになった真樹(亀梨)。彼は病院を抜け出す。
そんな真樹を追いかけてきた奏(石原)。2人は大学時代を過ごした長野へ行き、車に乗ると、かつて一緒に星空を眺めた場所までやってくる。
「真樹といると真樹のばかがうつる」「ひっでぇ」と軽口を言って笑いあう姿は、まるで大学時代の頃のよう。星空を見上げ、手を重ねる2人からは、昔と変わらない甘い雰囲気が感じられる。
さらに真樹が「奏と一緒なら…死んでもいいな」「このまま死にたい」と話すと、奏は切ない視線を彼に向ける。「ばかなこと言わないで」と返す少しかすれた声には、優しさがあふれていた。
しかし、今の奏と真樹は、検事と被疑者という関係だ。
朝を迎えた奏は、キリっとした検事の顔に戻り、「真樹、何か隠してるよね」と放火事件について核心を問い詰める。「最初から俺を連れ戻す気だったの?」と聞く真樹に、奏は冷静に「だって、私まだ真樹から本当のこと聞いてない」と返した。
元恋人の病状に心揺さぶられながらも、検事の使命を全うしようとする主人公・奏を見事に演じた石原に、視聴者からはSNS上で「表情が素敵」「どっぷりと恋愛の雰囲気を作れるのがさすが」「自在に検事濃度を上げ下げする奏石原さんも凄い」と称賛が相次いでいた。