Travis Japan宮近海斗、1年ぶり『特捜9』登場!井ノ原快彦に感謝「現場で会えることが励みになる」
井ノ原快彦主演の人気シリーズ『特捜9』。
5月22日(水)放送の「season7」第8話では、伊東四朗演じる“伝説の鑑識”猪狩哲治(いかり・てつじ)と、Travis Japanの宮近海斗演じる若手鑑識官・佐久間朗(さくま・あきら)が登場する。
今回は猪狩が持ち込んだ“ある事件”の真実につながる重要な手がかりを、猪狩のもとで鑑識のイロハを学んだ佐久間が発見し、捜査に進展をもたらすことに。
そんな佐久間を約1年ぶりに演じた宮近からコメントが到着した。
◆“伝説の鑑識”猪狩の依頼を受け…
佐久間は、“伝説の鑑識”の異名を持つ大先輩・猪狩のもとで修業に励んできた、真面目な鑑識官だ。
「season1」(2018年)では初々しさの漂う新人として描かれていたが、シーズンを重ねるにつれて頼もしく成長し、海外研修も経験。
昨年放送された「season6」第7話(2023年)では、師匠である猪狩のために捜査に協力、直樹と2人でタッグを組んで事件の真相に迫るなど活躍した。
そして今回もまた、猪狩から持ち込まれたある事件の捜査に協力する。
その事件とは、猪狩の知人・佐々木敏江(中田喜子)がマンションの自室で孤独死を遂げたというもの。
発見されたときは死後数週間経過しており、病死と判断されたが、猪狩に頼まれて敏江の遺品整理にあたった特捜班の主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)と小宮山志保(羽田美智子)は違和感を覚える。
家族も友人もおらず、孤独だったはずの敏江の部屋に、誰かを呼んでいたような形跡を見つけたのだ。
さらに、死亡推定日の数日前に銀行口座から400万円もの大金がおろされていたことも判明。
部屋から見つかった古い写真から、敏江には生き別れた娘がいた可能性も高まる。
◆鑑識官・佐久間朗が証拠を発見!
そんななか、若い男が捜査線上に浮かぶ。
“終活セミナー”のスタッフ・新田春斗(島村龍乃介)で、彼は闇バイトに手を出して逮捕されて以来、青柳靖(吹越満)が何かと気にかけていた青年だった。
敏江は病死ではなく、殺されたのか?
そして、彼女の死に春斗はかかわっているのか?
真実を突き止めるため、直樹は猪狩の“弟子”でもある鑑識官・佐久間に、“ある検証”を依頼。
佐久間が現場で発見した証拠をきっかけに、捜査は大きく動いていくことに。
◆現場では懐かしさもあふれ…
第8話の鍵を握る重要な役目を担う佐久間を1年ぶりに演じた宮近は「今回はとくに、若さは持ちつつもフレッシュ感だけではない動きを意識しましたね。自分と佐久間は年齢もだいたい同じぐらいですが、時は流れているので、佐久間も新人から成長してまた違う形になっているだろうなと考えました」と、キャラクターの成長を意識して現場に立ったことを告白。
今回の撮影は、6年前に「season1」で最初に演じたシーンと重なったとも話し、「あのとき、ものすごく撮影が“巻いて”いて、僕が成功させれば、みなさんが早く帰れる状況だったんです。“ここで僕が流れを止めるわけにはいかない!”というプレッシャーを感じながら演じたんですよね。今回は久々にセリフも長くてスタジオも暑かったので汗をかきながら挑んだのですが、汗をかきかき演じている僕を、みなさんがやさしく見守ってくださって…。その眼差しが、当時を思い出させてくれました」と秘話を明かした。
また、1年ぶりの現場に温かく迎えてくれた座長・井ノ原への信頼も語り、「井ノ原さんは『season1』に僕が出演させていただいてから仲良くしてもらっていますが、年月が経っても関係性を変えることなく接してくださるので気にかけてもらってありがたいなとあらためて思います。プライベートだけじゃなく、現場で会えることが僕にとってはすごく励みになる…そんな存在です!」と感謝の思いを口にしていた。
宮近は最後に、「第8話で描かれるのは難事件ですので、僕がいなければ解決できないかもしれません!いえ、そもそも無事、解決できるのかどうか…ぜひオンエアを見てたしかめてください!」と、期待をあおるメッセージも。
はたして鑑識官・佐久間はどんな証拠を見つけ、“孤独死”の背後に潜む真実を暴くのか?
◆宮近海斗(佐久間朗・役)コメント(全文)
――約1年ぶりの『特捜9』出演でしたが、撮影はいかがでしたか?
キャストさん、スタッフさんの中におなじみの顔が多くて安心感がありました。アップデートされた特捜班のセットにも入って、「ドラマで見たセットだ!」みたいなミーハー心も満足できて、自分的にはうれしい経験でした。
――鑑識官・佐久間朗を演じるにあたって、意識していることを教えてください。
当然ながら、Travis Japanとして活動する宮近と鑑識官の佐久間では職種が違うので、守るべき部分や意識していることが大きく異なります。そのため撮影にあたっては、“警察官になるんだ”という意識を徹底しています。あとは、撮影前に特捜班のみなさんとの関係性をあらためて思い返しました。
今回はとくに、若さは持ちつつも、フレッシュ感だけではない動きを意識しましたね。自分と佐久間は年齢もだいたい同じぐらいですが、時は流れているので、佐久間も新人から成長してまた違う形になっているだろうなと考えました。
――鑑識官のセリフには難しいものが多いと思いますが、心がけていることは?
そうですね、鑑識官である佐久間のセリフは自分が普段しゃべらない言葉や内容なので、宮近海斗として口にすると詰まりそうになりますが、佐久間として話すとスムーズに出るんです。だから、セリフのおかげで鑑識官になっていく感覚もありますね。
また、僕が特捜班のみなさんに説明すると同時に、視聴者のみなさんもそこで捜査の重要点を認識すると思うので、情報がさっと流れてしまわないよう、僕自身が聞いても納得できるような話し方をすべきということは、特捜班のみなさんの演技を見てきて学んだところ。それはずっと自分の中で生きています。
また、今回は僕が初めて「season1」で撮影に参加したときのことを思い出しました。あのとき、ものすごく撮影が“巻いて”いて、僕が成功させれば、みなさんが早く帰れる状況だったんです。“ここで僕が流れを止めるわけにはいかない!”というプレッシャーを感じながら演じたんですよね。
今回は久々にセリフも長くてスタジオも暑かったので汗をかきながら挑んだのですが、汗をかきかき演じている僕を、みなさんがやさしく見守ってくださって…。その眼差しが、当時を思い出させてくれました。特捜班のみなさんの前だとピシッと引き締まる感じがとても懐かしかったですね。
――座長であり、先輩でもある井ノ原快彦さんは宮近さんにとってどんな存在ですか?
井ノ原さんは「season1」に僕が出演させていただいてから仲良くしてもらっていますが、年月が経っても関係性を変えることなく接してくださるので気にかけてもらってありがたいなとあらためて思います。プライベートだけじゃなく、現場で会えることが僕にとってはすごく励みになる…そんな存在です!
――三ツ矢翔平役の向井康二さんとは現場でお話しされましたか?
残念ながら、康二くんとは現場で会えなかったんです。僕は三ツ矢くんを画面の中でしか見てないので、どんな感じで撮影しているのか気になっていて(笑)、今回、会って話ができたらなと思っていたんですけど…。
でも、康二くん演じる三ツ矢と山田裕貴さん演じる新藤刑事、そして深川麻衣さん演じる高尾刑事という3人の事件へのアプローチはベテランの先輩方と違って、常に新たな展開を見せてくれて応援したくなるんですよね。毎回、「若手、頑張れ!」って思いながら3人の活躍を見ています。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
第8話で描かれるのは難事件ですので、僕がいなければ解決できないかもしれません! いえ、そもそも無事、解決できるのかどうか…ぜひオンエアを見てたしかめてください!