『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』(春日 太一)

第55回大宅壮一ノンフィクション賞の選考委員会が2024年5月15日(水)に開催され、下記候補作品の中から春日太一さんの『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』が授賞作に決まりました。

プロフィール

春日 太一

1977年生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了(芸術学専攻)。大学院在学時より時代劇を中心に映画スタッフの取材を開始。2006年『時代劇マガジン』への寄稿を皮切りに、本格的な執筆活動に入る。

〈作品〉『時代劇は死なず! 京都太秦の「職人」たち』2008年集英社新書刊。『天才 勝新太郎』10年文春新書刊=第42回大宅壮一ノンフィクション賞候補、第9回新潮ドキュメント賞候補。『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』13年文藝春秋刊。『鬼才 五社英雄の生涯』16年文春新書刊。『すべての道は役者に通ず』18年小学館刊。『時代劇入門』20年角川新書刊。『大河ドラマの黄金時代』21年NHK出版新書刊。『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』23年文藝春秋刊。