Netflixがウィリー・ウォンカの料理コンテスト番組を開発中 ─ 原作「チョコレート工場の秘密」に基づく

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ジョニー・デップ主演『チャーリーとチョコレート工場』(2005)や主演『ウォンカ』(2023)に登場したキャラクター、ウィリー・ウォンカの世界がスクリーンを越えて、にやってくる。しかも実写映画やドラマシリーズではなく、リアリティ番組として。

米によると、「チョコレート工場の秘密」の著者であるロアルド・ダールの権利管理会社ロアルド・ダール・ストーリー・カンパニーを2021年に買収したNetflixは、ダールの物語に基づくリアリティ・コンペティション番組、しかも料理コンテスト番組を計画しているという。

現在、アメリカでは英国の人気番組「ブリティッシュ ベイクオフ」を翻案した「グレート アメリカン ベーキング ショー」などがトレンドとして急成長中。Netflixはウィリー・ウォンカにまつわるコンテスト番組を製作するため、複数の制作会社に打診を進めており、現在はオーディション番組「アメリカン・アイドル」のフリーマントルと、大ヒットドラマ「イカゲーム」(2021)に着想を得たリアリティゲーム番組「イカ ゲーム: ザ チャレンジ」(2023)のThe Gardenが有力候補だという。

もっとも、一部のプロデューサーは料理コンテスト番組の流行を「疫病のようで、好ましくない」と捉えている。「古き良き時代は、料理コンテスト番組を製作するにも、TV局が信頼に値する制作会社を選定し、連携してうまくやっていましたが、今は市場が悪くなっているのでオーディションで出演者を選んでいます。私たちの存在の破滅のもとです」

Netflixは料理をテーマにしたリアリティ番組に注力しており、英メーガン妃による料理とガーデニングをテーマにした番組の新プロジェクトも絶賛。ロアルド・ダール作品では「マチルダは小さな大天才」を原作とする『マチルダ・ザ・ミュージカル』(2022)、ウェス・アンダーソン監督&ベネディクト・カンバーバッチ主演『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』を配信しており、こうした取り組みをクロスさせる方法としては現実的な選択肢なのだろう。

ちなみに、シャラメがウィリー・ウォンカの若き日を演じた『ウォンカ』は世界中でヒットを博し、シャラメはを希望、監督ポール・キングと米ワーナー・ブラザースも続編の可能性を模索しているだ。もしかして、いずれ続編製作とリアリティ番組が協働することもありうるだろうか?

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