26日、スペイン国王杯ベスト16をかけた1回戦第1戦が行われ、バルセロナ、バレンシア、セビージャ、デポルティーボなどリーガ上位グループが順当に勝利を収めた。

国王杯優勝を目指すバルセロナは、目下2連敗中と厳しい状況の中、ロナウジーニョら主力を欠いて臨んだ。相手のプレスに苦しみながらもグジョンセンの2ゴールでアウェイでのバダロナ戦を制した。格下相手とはいえ、この勝利で悪い流れを断ち切ることに成功。週末に行われるレクレアティーボ戦に向け弾みをつけた。バルセロナのキャプテン、プジョールは、「悪い流れを断ち切ることが重要だった。相手の動きは良かったし、中盤でプレッシャーをかけられ苦しんだが、僕らは勝利を掴むためにしっかり戦った」とコメント。連敗脱出に肩をなで下ろしていた。

一方、主力を温存したレアル・マドリーは、カッサーノのゴールで先制したものの終盤に追いつかれ、エシハと引き分けた。第2戦は11月18日に開催される。

スペイン国王杯1回戦第1戦の結果

<25日開催分>
アトレティコ・マドリー 0−1 レバンテ
アラベス 0−0 セルタ

<26日開催分>
バダロナ 1−2 バルセロナ
ラージョ・バジェカーノ 1−1 エスパニョール
バジャドリー 1−0 ナスティック
エシハ 1−1 レアル・マドリー
ポルトゥエンセ 1−2 バレンシア
ペーニャ・スポルト 0−0 オサスナ
セレス 0−2 ヘタフェ
セゴビアーナ 0−1 セビージャ
デポルティーボ 1−0 ラシン・サンタンデール
マラガ 4−1 レアル・ソシエダ
アスレティック・ビルバオ 1−1 マジョルカ
レクレアティーボ 0−0 ベティス
エルクレス 1−1 サラゴサ
カステジョン 0−2 ビジャレアル