新卒を笑えないベテラン社会人の笑撃ミス「ネクタイがアレに挟まれ…」「“部長各位”が“武将各位”」…Xで話題の《#事務ミス選手権》投稿者本人に聞いた裏側

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仕事の失敗談や、やらかしエピソードを多くの人がハッシュダグをつけて投稿し、Xで話題となった「#事務ミス選手権」。予想のナナメ上をいく「事務ミス」エピソードを披露していた投稿者本人に話を聞いてみた。

【画像】社内メールで痛恨のミス…「仕事」という戦国時代の幕開けか⁉︎

社会人の先輩もこんなミスしてるぞ!

2月ごろからXでひそかに話題となっていた「#事務ミス選手権」。

誰が聞いてもヤバいと思うような事務仕事のミスや失敗談のエピソードが、職種や職歴、年齢、性別を問わず、「#事務ミス選手権」というハッシュタグが付けられて集まり、トレンドになっていた。

そして、新年度が始まり早1か月。

「ミスをしないか不安」「失敗するのがこわい」とまだまだ緊張している新社会人も多いだろう。だが、安心してほしい。先に社会に出ている各業界の諸先輩方も、さまざまなミスや失敗を経験して成長してきたのだ。

そこで今回は、新たな一歩を踏み出した新入社員のみなさんが臆せずトライしていけるように、社会人の先輩たちの失敗談「#事務ミス選手権」のポストから厳選してお届けする。笑いと勇気をもらおうではないか。

後輩指導後の上司痛恨のミス…通話相手に「~である」!?

まずは、電話での失敗談ポストから。

3.2万の“いいね”(4月19日現在、以下同)がついているこのポスト。投稿者の方によると、上司は慌ててすぐに訂正していたのだとか。

「電話は他の部署からの内線だったため笑い話で済みました。職場の雰囲気や人間関係が比較的いい環境だったため、笑えるミスは多かった気がします。このエピソードでもまわりのスタッフはみんな吹き出していました」(投稿者:𓅸 ⓟⓘⓚⓞ 𓅸氏)

当事者であれば赤面するほど恥ずかしいだろうが、内輪で済んだ話なのは不幸中の幸いだし、社内の空気がいい企業だとわかるほっこりエピソード。Z世代の新社会人は特に、“電話で話す”ということに不慣れかもしれないが、電話に慣れた上司世代でもこんなミスをやらかすということだ。

「部長」の入力ミスで…天下分け目の合戦に⁉︎

続いては、メールでの失敗談ポスト。

「私はよくおっちょこちょいと言われていて、他の業務も重なって忙しいときには確認不足のミスが多々あります。当時は確か入社5年目のころの多忙なときだったと思いますね。エンタメの会社でしたのでノリのいい上司が多く、上下関係なく冗談も言い合える雰囲気の会社でした」(投稿者:小市民たけだ氏)

この他にも職場の和気あいあいとした雰囲気が伝わるエピソードを教えてくれた。

「会議中に『北斗の拳』のラオウを引き合いに出した先輩が、知らない人のためにラオウ対ケンシロウのシーンや“昇天”するラストシーンまで、独りで熱演したことがありました。ちなみにその場の全員がそのシーンを知っていたので、『やらなくていいのに』というツッコミが全員から入っていましたね(笑)」

現在ではオフィスの昔話かも…ネクタイがアレに引き込まれ、死を予感

続いて、一歩間違えればヒヤリと命の危機を感じる体験談のポスト。

14万“いいね”がつくこのポストには、課長のファインプレーに称賛のコメントが多く届いた。

「入社3年目のときの出来事でした。自分的には慎重な性格だと思っているのですが、ときどきうっかり盛大なミスをしてしまいます。この出来事以降、シュレッダーを使用する際には、ネクタイピンを使用するかネクタイを外すようにして、作業中はよそ見をしないよう徹底していましたね。ちなみに、その後転職し現在の勤務先の会社がほぼ100%ペーパーレスのため、シュレッダーを使用する機会がなくなりました」(投稿者:simizar氏)

シュレッダーの注意書きを読んで正しく使っていれば起きない不注意が原因のアクシデントだが、ネクタイに限らずシュレッダーを扱う際は首から下げた社員証やネックレス、長い髪の毛なども同じような事故が起こりかねない。

ただ現在はペーパーレス化が進み、シュレッダーを置いていない企業も多そうなので、オフィスの昔話となっていくのかも。

本人さえも謎の「おじさん」

さらに、一風変わったポストを紹介しよう。

「これは社会人9年目の去年の出来事です。電話を取りながらメモを取っていて、急いで『18時』と書いて囲んだのですが、業界的に『18°』と表す習慣があったことと、私が黒三角の矢印を電話中に描く癖があって、偶然が重なりこの“18時おじさん”ができました。

その後、何かの拍子にこのメモが出てきたのですが、そのときは本当にまったく書いた記憶のないおじさんが出てきて驚いたのを覚えています」(投稿者:gaocha.氏)

メモを書いた本人でさえも「険しいおじさん」に見えてしまったというのは、もはや偶然が生み出したアートと言えるレベルかも(笑)。

「罫線で横書きだと気づき、回転してみたら覚えのある18時だったので、さすがにちょっと笑いました。いろいろなところにメモをとっちらかす癖があるので、何が18時だったのかは未だにわかりません」

なんとも言えない表情の“18時おじさん”に、愛着さえ芽生えそうだ。

最後に集英社オンライン編集長の現場時代のミスをひとつ。

「連休明け、チームのみんなに気合いを入れようとメールで“GWも明けたし、今日から
バリバリ、活動開始だ!“と書いたつもりが“カツ丼開始だ!”になっていて、そのままチームに一斉送信。しばらくカツ丼先輩と呼ばれたよ」

――人間誰しもミスはあるものなので、職歴を重ねても、思わずクスッと笑ってしまうようなミスやトラブルは起こしてしまうこともある。新たな一歩を踏み出した新社会人のみなさんも、“失敗するのは当たり前”だと思って、前向きにチャレンジしていってもらいたい!

取材・文/逢ヶ瀬十吾(A4studio)