マツダ「4ドアロータリースポーツカー」公開へ 斬新ドア×4シーターの「コンパクトスポーツ」 激レアモデル“修復中”の姿を披露

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激レアすぎる「ロータリースポーツカー」が修理中

 マツダは2024年4月3日、コンセプトカー「RX-EVOLV(RXエボルブ)」を修復する様子を公式X(旧Twitter)で公開しました。
 
 RXエボルブは、2024年4月12日から開催される「AUTOMOBILE COUNCIL 2024(オートモビルカウンシル2024)」で展示される予定です。

キレイに修復中の「RXエボルブ」(画像:マツダ株式会社公式X(@Mazda_PR))

 RXエボルブは1999年10月に開催された第33回「東京モーターショー1999」で初公開された4ドアスポーツカーのコンセプトモデルです。

【画像】超カッコいい! これがマツダ「RX-EVOLV」です(90枚以上)

 マツダは公開当時、「スポーツカーらしいスタイリッシュな外観に卓越した動力性能、および高いハンドリング性能を実現しつつ、4枚のドアと4座のシートを搭載し実用性能も兼ね備えた、未来のスポーツカーを提案するモデル」と説明しています。

 エクステリアは、「サバンナ(輸出名RX-3)」や「RX-7」など、マツダを代表するスポーツモデルであるRXシリーズのデザインを昇華させ、ひと目でマツダ車だとわかるスタイリングを実現。

 その一方で、後席のアクセスも考えたセンターピラーレス構造の「フリースタイル式ドア」を採用するなど、新時代のスポーツカーらしい利便性も確保されました。

 ボディサイズは、全長4285mm×全幅1760mm×全高1350mmで、ホイールベースは2720mmです。

 パワートレインは当時現行モデルだったRX-7(FD3S型)に搭載されている2ローター「13B」型を発展させた「RENESIS」を搭載。最高出力280馬力・最大トルク23.0kg-mを発揮します。

 これをボディ中央寄りのセンターミッドシップに搭載することで、優れた重量バランスを実現し、高いハンドリング性能を実現しました。

 RXエボルブは公開後、2003年に4ドアロータリースポーツカー「RX-8」として市販化が実現し、2012年の生産終了まで販売が続けられました。

 今回マツダはオートモビルカウンシル2024でRXエボルブを展示する予定で、これに合わせて車体の修繕作業を実施しました。

 主にウインドウガラスの修復が行われ、特徴的なフリースタイルドアを開放し、ドアの内張りを外して作業する様子や、手作業によって調整される写真が公開されています。

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 マツダはオートモビルカウンシル2024で、RXエボルブのほかに、1970年の東京モーターショーで公開したミッドシップ・ロータリースポーツ「RX500」や、2023年のジャパンモビリティショーで初公開した「MAZDA ICONIC SP(アイコニックSP)」を展示します。

 オートモビルカウンシル2024の会期は2023年4月12日から14日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。