「家にタイヤの置き場がない!」“冬タイヤ”交換時に気になる「タイヤ預かりサービス」は便利なの? 年間の「保管料」や使い勝手を調べてみた!
「タイヤ預かりサービス」の料金は?
マンションなど集合住宅住まいでタイヤの保管スペースがない、といった場合には、交換したノーマルタイヤやスタッドレスタイヤの置き場所に困るもの。
こんなときに助かるのが「タイヤの保管サービス」。これはその名の通りタイヤを預かってくれるサービスですが、一体どれくらいの料金で預かってもらうことが可能なのでしょうか。
タイヤ保管サービスは、カー用品やディーラーなどが実施しており、例えば大手カー用品店の「オートバックス」では、基本料金と月額保管料を支払う形でタイヤの保管をお願いすることができます。
【画像】「これはアウトー!!」 これが交換すべき「危険なタイヤ」です(19枚)
その料金体系は店舗ごとに異なるようですが、基本料金はタイヤを預ける際に支払い、月額保管料は預ける期間ごとに加算される点は共通。
基本料金はだいたい3000円で、月額保管料はSサイズ(軽自動車用タイヤ)だと約1500円、コンパクトカーなどに用いられる16インチ以下のサイズであれば約1700円です。
もし15インチのタイヤを6カ月預けるのであれば、保管料は約1万4000円となるでしょう。
また、同じく大手カー用品店の「イエローハット」の場合は、4カ月、8カ月、12カ月とコースが設けられています。
料金はこちらも店舗によって異なり、例えば15インチのタイヤを預ける場合、4カ月で1万前後、8カ月で1万5000円〜1万7000円、12カ月で2万5000円〜2万7000円ほどの料金で利用できるようです。
意外と安い?「ガソリンスタンド」の預かりサービス
ディーラーの場合も、メーカーや販売エリア(担当販売店)で料金が異なります。
実際に調べてみたところ、15インチのタイヤを1年間1万5000円前後で預かってくれる店舗もあれば、同じサイズを1年預けると3万円以上という店舗があるなど、かなり料金にバラツキがあるようでした。
また、タイヤ専門店でもタイヤ保管サービスを行っています。
タイヤ専門店の場合、料金は1年間で1万5000円〜2万円とカー用品店よりもお得な金額。
ただし、そのお店で購入したタイヤでないと預けられないなど、利用条件が定められているケースが多いため注意しましょう。
他にも、ガソリンスタンドでも保管サービスを行っており、例えば「宇佐美鉱油」では、一部の店舗でタイヤ保管サービスを実施しています。
コースは夏シーズン(3月1日から11月30日まで)と、冬シーズン(10月1日から5月31日まで)の2コースがあり、料金は約6000円〜1万4000円(エリアによって料金が異なる)。
例えば、関東エリアの場合、15インチタイヤを夏シーズンに預けた場合の料金は1万200円でした。
こうしたタイヤ保管サービスを利用する際に注意したいのが、「すぐにタイヤを出してもらえるのか」という点。
店舗によっては、急な引き渡しが不可能になっており、何日か前に事前予約する必要があります。
「すぐにスタッドレスに変えたい!」となっても難しいので、サービス利用時に必ず確認しておきましょう。
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このようなタイヤ保管サービスは、保管スペースがない人にとって非常に助かるサービスです。
場合によっては1万円以上の保管料金が必要ですが、適切な環境で保管してもらえるため、タイヤの劣化を防ぐことにもつながります。
「冬に買ったスタッドレスの置き場所がない!」という人は、保管サービスの利用を検討してみるのも良いかもしれません。