「シエンタ」よりちょっとビッグ! トヨタの7人乗り「小型SUVミニバン」がスゴい! 迫力顔「ヴェロズ」タイお披露目の反響は?
ミニバンだけど後席ドアはヒンジ式を採用
アジアで販売されるトヨタ車のなかには、魅力的なモデルが存在しています。
そのひとつが、日本では販売されていない「ヴェロズ」です。
2024年3月27日から開催された「第45回バンコク国際モーターショー」で実車が展示されましたが、どのような特徴があるのでしょうか。
ヴェロズは、トヨタがダイハツからOEM供給を受けるミニバン「アバンザ」の上級仕様にあたるモデルで、3列シート7人乗りのファミリーカーです。
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ボディサイズは全長4475mm×全幅1750mm×全高1700mmと、トヨタ「シエンタ」よりもひとまわり大きいサイズで、ミニバンではあるものの後席ドアはスライド式ではなくヒンジ式を採用します。
また、205mmに設定された最低地上高によって悪路での走行性能も高めており、ミニバンとSUVの特徴を備えた「SUVミニバン」です。
ヴェロズの外観は、直線を多く用いたタフなデザインが特徴です。六角形の大型グリルやシャープなLEDヘッドライトによって存在感のあるフロントフェイスを構成。リアは、中央のトヨタエンブレムから左右に走る一文字のテールランプを装着します。
内装はブラックとホワイトのツートンとし、シンプルでスタイリッシュなインテリアです。3列シートは前から2人/3人/2人のレイアウトを採用し、さまざまなシートアレンジを可能としました。
パワートレインは、最高出力105馬力・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載し、トランスミッションはCVTです。駆動方式はFF(2WD)のみの設定となっています。
ヴェロズのバリエーションとして、よりSUVらしさを強調した「ヴェロズ X-URBAN」もあり、2023年11月に開催された「タイモーターエキスポ2023」では実車が展示されました。
ヴェロズ X-URBANの展示車は、目を引くダークレッドマイカのボディカラーを身にまとい、スキッドプレート風の前後バンパーやサイドシル、オーバーフェンダーなどを装着。SUVテイストを増した仕様がお披露目されています。
さらに、インドネシアでは「ヴェロズ GRリミテッド」というスポーティ仕様が限定販売されたこともありました。
専用デザインの「GR」エムブレム付きロアグリルや、フロント/リアバンパースポイラー、ブラック塗装のドアミラーカバー、アルミホイールを採用。内装はブラック基調とし、落ち着いた雰囲気です。
エンジンは、1.3リッター直列4気筒と1.5リッター直列4気筒のガソリン車が設定され、トランスミッションは4速ATまたは5速MTが搭載されました。
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アジアで販売されるヴェロズついて、SNSでは「これ、日本で売って!」「こういうの一台欲しい」「ヴェロズの実車見てみたいです」「シートアレンジどんなかんじかな」といったコメントが投稿されるなど、興味を示す日本のユーザーも見受けられました。