芸術アシストでポジション奪取に猛アピール! 今季苦しんだアントニーが示した存在価値
プレミアリーグ第31節でチェルシーと対戦し、3-4の逆転負けを喫したマンチェスター・ユナイテッド。
2戦連続で後半ATに勝ち点を落としてしまったということもあり、ダメージは大きいかもしれないが、収穫のある試合でもあった。この試合ユナイテッドの選手で存在感を示したのはアントニーだ。
右ウイングでスタメン出場したアントニーは開始4分にPKを献上してしまうものの、マルク・ククレジャとのマッチアップで相手を圧倒。ユナイテッドの右サイドはチェルシーにとって大きな脅威となった。
英『Daily Mail』はこの日のアントニーのパフォーマンスにガルナチョに次ぐ7.5点をつけており、英『THE Sun』はガルナチョと同じでチームトップとなる8点をつけた。この試合の同選手のプレイは現地メディアでも高く評価されている。
今年の1月までゴールに関与できなかったアントニーは今シーズン、多くの批判を受けるシーズンを送っており、途中からは右ウイングの定位置もアレハンドロ・ガルナチョを始めとする若手に奪われていた。しかし1月のFAカップ4回戦ニューポート・カウンティとの試合で1ゴール1アシストをとって以降、調子は上がりつつある。
アントニーは守備での貢献度も高いが、それにゴールやアシストの数字が伴ってくれば再び右ウイングのポジションを絶対的なものにできるだろう。ゴールに貢献するまで時間はかかってしまったが、アントニーの残りのシーズンの活躍に期待だ。