ホームゲームの際にもホテル前泊が恒例となっていたセリエAが変わりつつある。先日、ACミラン主将パオロ・マルディーニ(38)が「前泊は意味があるのか?廃止されればより有意義な時間が保て、40歳までキャリアを続けられる」と発言、クラブ側は「欧州CLの試合がある週に限り前泊廃止」と正式決定をしている。初の試みで挑む22日のセリエA第7節、ホームでの対パレルモ戦前夜、選手達はどのように過ごしたのだろうか?22日付のガゼッタ・デッロ・スポルト紙によると以下のような結果となった。

MFガットゥーゾ(28):家事を手伝うなど積極的に家族サービス。
MFカカ(24):自宅で映画に釘付け。
DFカフー(36):「息子が一緒にディスコに行きたがっていたが・・・」、読書。
DFヤンクロフスキー(29):娘の誕生日を家族皆で祝う。
DFファバッリ(34):「自宅で過ごせるなんて最高だ。家族と過ごすよ」
MFブロッキ(30):「(生後間もない)うちの子はおとなしく、ゆっくりと眠る事が出来たよ」

自宅で家族と共にリラックスする選手が多い中、ボリエッロ(24)、ジラルディーノ(24)、インザーギ(33)の独身貴族FW陣は自宅ではなく、今まで同様ACミランの総合施設ミラネッロで夜を過ごしている。「食事面だけが気になる」と不安も覗かせたACミラン監督カルロ・アンチェロッティ(47)は「俺が家に居ることを妻が望んでいないので」と冗談を交えながら結局はミラネッロ泊を選択している。